キョウトリップ〜ウィーンを熱くした青いボトルと、京都のテリーヌ
六角堂の余韻を楽しむべくちょっとコーヒーでも。すぐそばにあるスターバックスではなく、東へ少し歩くと見えてくるなんだか辺鄙な自転車を掲げた小さな店舗へ。京都では2店舗目となる「ブルーボトルコーヒー京都六角カフェ」です。
まさか、こんな街中に出来るだなんて思ってもいなかったので、京都に来たら寄るカフェリストに既にインしています。ブルーボトルコーヒーって、サードウェーブの流行とともに一気に有名になった気がいたしますが、コーヒーに携わっているなら知らないわけないであろう元々錚々たるメンツで構成されているんです。
しかも空間が美しい。接客が優しい。そしてコーヒーが瑞々しい。
ちなみにブルーボトルコーヒーというその名前は、カフェとダンスの街、ウィーンにコーヒーをもたらしたカフェ「The Blue Bottle」への敬愛から取ったもの。
バリスタ時代にはそのうちのひとり、トレーナーとして従事されているマイケルフィリップスさま(バリスタチャンピオン)に憧れていたわけですが、彼の「ハンサムコーヒー」に憧れ、何度豆を取り寄せたことか…
そんな個人的な思いもあり、ちょっと特別感を感じずにはいられないわけです。それもちょうど数日前にマイケルさまが訪れていらっしゃったらしく、なんとも惜しいですがまぁ、わくわくせずにはいられません。
お店はこちら。本当に小さな小さな店舗なのですが、なんともブルーの映えること。注文は1階で、受け取りとお席は2階ですが、1階にもベンチがひとつだけあります。ちょっと忙しないのですが、陽も当たるし明るいのでこちらでちょっと腰掛けていただくのがお気に入りです。
今回はラテと京都でしかいただけない抹茶のテリーヌを。ラテにはブラジル、グアテマラ、コロンビアのブレンド、ヘイズバレーエスプレッソを使っていただきました。このブレンド、黒糖みたいなほの香ばしい甘みが優しい、美味しい。普段はもうちょっと深煎りをいただきますが、これは美味しかったなぁ。日向ぼっこしながらのコーヒー、最高です。
京都限定の美味しいものもあるようなので、ここだけでの楽しみが期待できそうです。お土産にはトートバッグと羊羹がおすすめですよ。
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