幸福になりたいのなら幸福になろうとしてはいけない感想13章~23章
前回の記事の続きです。
拡張と接続
不快な感情などを追い出さずに受け入れる拡張、今の感覚を意識する接続。この二つは書かれている章は分かれているが、密接につながっている印象を受けました。拡張するためのテクニックとして接続があるそんな印象を受けました。
「良い」「悪い」ではなく、自分の人生や価値にとって「役に立つ
役に立たない」を重視する。そして追い出さない。この考え方がひたすら基本にあるように感じられるお話ばかりでした。
今に集中する接続。皿洗い瞑想や歩行瞑想と呼ばれるものなどが有名ですが、私はその領域には辿り着けていません。(めんどくさいものはめんどくさい)皿洗いでストレス解消できる人すごいと思いますが、熱中したいものじゃない時は改めて意識したいと思いました。ゲームに夢中になる自分をメタ認知しながら遊とかは流石にしたくないですね。ただ熱中していたい。
面白かったのが、自尊心の高低にとらわれるなという話。高い自尊心を維持すること自体が終わりのない戦い、自分の価値から遠ざかってくみたいなことが書かれています。自負、仕事の完遂など考えずに投げ出すことができたら、私も鬱にならなかったのかなと思いますが、投げ出す先が当時はなかったですね・・・。今もブランクやストレス耐性が激減した自分、復職してついていけるのかなど、いろいろと考えてしまうことがゼロではないです。ぶっ壊れた後も休職前に引き継ぎのために無理をした、それは組織人としては正しかったですが、回復を考えたときに人生にとって正しかったのかは今でもわからないです。報われているかも謎ですね。
観察する自己
「感覚に集中している自分」や「思考している自分」を、メタ認知している自分です。「呼吸に集中する自分を認識している自分」は「本当に呼吸に集中できている?」のだろうか。難しいですね。他のマインドフルネスの本などでも出てくる概念です。
今の私はマインドフルネス瞑想を時々していますが、まだ雑念が浮かんだ際に感覚に集中するところまでしかできていないので、もう少しメタ認知を意識したいなと思いました。拡張のパートに5個の感覚に意識を向けるエクササイズもあったので、これと合わせて瞑想の時に練習できるといいなと思っています。
終わりに
今日はここまで。改めて以下の点を意識していきたいなと思いました。
皿洗い瞑想。
普段のマインドフルネス瞑想時に複数の感覚を同時に意識する、メタ認知を意識する。
自尊心ではなく価値(難しいですけど)。
ここまで読んでいただきありがとうございます。