幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない24章〜最後まで
前回の記事の続きです
価値とは…?
ACTにおける価値とは、人生の方向性である。前回の記事で価値に従うとか書いてみたけど、登場するの24章でしたね(てへぺろ)。
ACTでは価値と目的を分けて考える。
・価値は「する(し続ける)」ことができるもの。
・目的とは達成可能な成果やゴールである。
・また感情は価値ではない。
なるほどわからん。
本の中の例えでは結婚するや子供を産むは達成可能なものであり、目的ではあるが、価値ではない。良き父親であることは、価値であるとなっている。また「幸福になる」という思いは、「幸福は『する』ことではない」から価値ではない、となっている。目的達成ではなく、価値に従うことにより生きるための意味や情熱をもたらしくてる。確かに人生におけるタスクの消化はノルマに追われている気分になるし、そもそも達成できるのかもわからない。自分のありたい姿を達成できたか否かで自分をジャッジするのではなくて、ありたい姿を目指しているか否かで自分を判断するのはとても重要に思う(私のように一度潰れているのなら尚更のこと)。少しずつでも成長できている自分を認識することはとても大事と昔も言われたことがあるが…結局つぶれてここにいる。
また価値に従うことを絶対視しない。価値は変わるものでもある。価値はその人の指針であり良い悪いもない。このあたりも忘れないようにしたい。
あなたの価値は…?
価値を出すためのワークなどをやってみると、正しいのかよくわからない。ACTについて書かれたブログを探してみても、私の価値はこんな感じになりましたとか書いてあるものが見つからない(恥ずかしいからかな)。私の場合は、「達成感を得たい」「エンジニアとして成長したい」「コスパよく働きたい」「メンタルの安定に努めいたい」「健康でありたい」「頭を良くしたい」「熱中したい」「感動したい」「身内を大切にしたい」などを価値と定義しました。違うものが混じっているような気がしますね。本当の心の価値は「働かずに遊んで暮らしたい」とかかもしれない。し続けることができて感情でもないですね。
目標
価値にそった目標を立てる、そして計画を立てる。ここら辺はありきたりなお話ですかね?目標から自分の価値が浮き彫りになるケースもあります。さすがに目標や計画までは私は立ててません。紙に書き出す方が行動を起こす可能性が高くなる。死者の方がうまくできることを目標にしない(〜をやめるやらないなど)。特に面白かったのが目標設定後に効果的に自分が行動しているイメージをする際に、リラックスや自信にあふれた自分をイメージするのではなくて、あくまで行動していることのみに集中しろとなっていたことです。
残り
ACTの6個の要素が絡み合うことで効果的になるとか、総まとめみたいなお話が続いて終わりました。価値から外れても再び目指して進み続ける。積極性が大事だよとかのありがたいお話があります。
最後に
自分の価値やそれに合わせた目標を立てていこうってお話でした。
私の思いついた価値には綺麗事や理想が混ざりすぎている気がするので、時々修正はしていく必要があるのかなとは思いました。遊んで暮らしたいという価値に従って生きていくと、まっているのは破産である。長く難しい本だったがこれを毎日意識して生きていけるのかと言われると多分無理かなって思いとフュージョンしてしまう。
大事なことは、悪い思考とフュージョンしてそのまま心のエネルギーを使い切るのではなく、現状を変えるためにエネルギーを使うということですね。(逃げるのも手段の一つです。ACTに限らずですけどただ耐え続けることを美徳としはしていません)。
以上です。長々とお付き合いいただきありがとうございました。