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【未来の客室清掃責任者へ】平均年齢28歳、デジタルオペレーションで客室清掃に変革を起こすベンチャー EDEYANS の客室清掃業務とは?

Introduction
本日は、デジタル清掃サービス Jtas を提供する Edeyans 客室清掃事業責任者である壽昌(ジュショウ)さんにお話を伺いました。
清掃業界の平均年齢は41.8歳。そんな中で平均年齢20代の Edeyans は何が他社と異なるのか?どんなメンバーが活躍するのか?少しでも Edeyans に興味を持ってくれている方に向けたインタビューを行いました。


Edeyans の客室清掃事業とは?

ー Edeyans が行う客室清掃業務について教えてください。

Edeyans は「ホテルの新たなインフラをともに創る」を掲げて、ホテルと清掃会社に対して「デジタル清掃サービス Jtas」を提供しています。
創業5年、社員数30人、アルバイトや業務委託を含めて250名程度のベンチャーです。

客室清掃オペレーションも提供しながら、ホテルと清掃会社を巻き込んで清掃業務を効率化するシステムを提供しています。

ー Edeyans の客室清掃オペレーションにはどんな特徴がありますか?

一般的な客室清掃に求められている価値は「決められた清掃を、決められた通り100%実行すること」です。例えば、次のお客様が気持ちよく使えるようにベッドメイクすること、髪の毛1本も残すことなく掃除すること、必要なアメニティを設置することなどです。

一方で Edeyans はそれらの価値はもちろん、システムで非効率な業務・受発注のコミュニケーションの課題を解決するデジタルオペレーションを確立することに価値を置いています。どうすればより効率的に清掃ができるのか?より省人化 (スタッフを減らすことが) できるのか?という点を突き詰めるので、「守り」ではなく「攻め」のスタンスを持って清掃オペレーション自体を変えているところが特徴です。

タブレットなどを使って受発注業務や清掃状況の管理を行う

ー 具体的にはどのように清掃オペレーションを変えているのですか?

日々大量に吐き出される紙、例えばホテル側からの指示書や依頼物、紙の報告書をどんどんデジタルに置き換え、アプリ上やウェブ上で完結させるシステムを社内で開発。これを客室清掃最前線で活用して、業務効率化することはもちろん、システム開発へのフィードバックを行ない、より良いサービス作りに活かしています。

ー 決まりきった清掃業務をする方が楽だと思うのですが、なぜ IT 化に取り組むのですか?

アナログな業務を減らすことができれば、ラストワンマイルのコア業務、例えば髪の毛1本も残さない清掃や丁寧なベッドメイクなどにより一層注力できるようになるからです。特に清掃責任者が抱えていたアナログな業務の負担は大きく減らせますし、スタッフの業務時間などの負担も減らせます。その積み重ねの結果が、業界課題である人手不足の解決に貢献する事ができるからです。

ー Edeyans の客室清掃現場責任者の業務を教えてください。

一般的な清掃会社に求められる責任者業務50%
デジタルオペレーションの確立のための業務50%です。

ー というと?

一般的な清掃会社に求められる責任者業務とは、現場を回すこと。
つまり、日々宿泊にくるお客様のために清掃チームを動かして、計画的に決められた時間までに、決められた清掃を全うさせることです。

Edeyans の清掃責任者には、各現場ごとに活躍する正社員数名と約30名〜50名のアルバイトスタッフをまとめて日々の客室清掃を全うするだけでなく、清掃現場での課題を見つけて、それをいかにデジタルオペレーションに落とし込むべきなのか?という課題解決を考えてアクションすることも求めています。
特に来期からは戦略的に「Jtas」システムを本格的に活用したデジタルオペレーションを確立させていくので、ただ単に客室清掃を行うだけでは、バリューを出しているとはあまり言えないんじゃないかと思っています。

ー 業務範囲が広そうですね。

そうですね。
清掃業務、デジタルオペレーションの確立に伴い、チームビルディング、クライアント対応も必要です。その意味では、他社の清掃責任者よりも対応範囲がかなり広いです。

極端な話、一般的な清掃会社の責任者業務はルーチンが多いので、熟練してくると頭で考えなくても回せるようになることが多いと思います。
一方で、Edeyans はホテル、他の清掃事業者、リネン会社 などと協力して業界課題を解決しようと全く新しいチャレンジに取り組んでいるわけです。そのためにも、各現場でしっかりと Edeyans のビジョンや目的を理解して、それを遂行できる環境を作っていく役割を求めています。

ー どんな方が責任者として活躍していますか?

清掃経験者でいえば、それまでのアナログな業務に感じていたフラストレーション、業務効率化しても中々評価されなかったり、風通しが悪い組織環境なんかでくすぶっていた方が活躍しています。Edeyans では日々、昨日より業務効率化できることを大切にしているので、どんどん意見を出して、積極的に変えていける人を評価しているからです。

また、私のように清掃業界未経験者も活躍しています。そういう方はチャレンジングな環境で裁量権を持って働きたい方が多いと思います。


存在価値はアナログかつ非効率な現場を DX すること

ー Edeyans がデジタルオペレーションを確立する意義とは?

やはり業界課題を解決できることにあると思います。

ー 業界課題というと?

人材不足 / アナログで非効率な現場であるということ
この2点だと考えています。

ー 特にコロナ禍が明けてホテルの需要が高まったからこそ、ホテル清掃スタッフの人材不足は深刻ですよね。

おっしゃる通りです。
ですが、人材不足については現場レベル、
特にいちチームリーダーで改善していくことはなかなか難しい。

だからこそ、Edeyans が注力しているのは2つ目の課題を解決するための、デジタルオペレーションの解決=アナログかつ非効率な現場をいかに DX するのかというところです。

ー アナログかつ非効率な現場を解決することがキーワードなんですね。

ちなみに「アナログで非効率な現場」という表現を使いましたが...
ホテル清掃関連のオペレーションはアナログでありながら、研ぎ澄まされたものだと思っています。何十年もずっと紙を使ってオペレーションしてきた中で、最高のパフォーマンスはすでに出せていると思っているからです。

デジタルに移行するためにはオペレーションそのものをシステムに合わせて変えることも必要になるので一時的には非効率になるかもしれません。それに加えて最適なオペレーションを追求するためには日々試行錯誤ばかりです。
すでに確立されたオペレーションを変えるのは労力がかかりますし、ある日突然めちゃくちゃ生産性が上がる!なんてことはありませんが、地道な積み上げの先に効率的なデジタルオペレーションができるようになると思っています。

業界平均年齢より30歳も若い私たちが頑張れる理由

ー Edeyans には他にも現場を超えた横断的な協力が多いと聞きました。

客室清掃を請け負う他社では、現場を超えた協力やコミュニケーションはあまりないと聞きますが、Edeyans は一番に協力関係を大切にしています。

例えば、Edeyans では客室清掃事業領域に入社した人はどなたでも、まずは現場を経験いただくことから始めています。インスペクション担当(客室清掃が終わった後の検査)として入社した方も例外ではありません。なぜならば、清掃スタッフの視点がわかって初めてより良いサービスを提供できると考えているからです。

また、現場責任者で集まって週1のオンライン定例MTGをしています。困っていることを一人で抱えずにみんなで解決したり、成功事例を共有することが大切だと考えているからです。
近場の現場の連携を強めて人材の流動化を図ったり、各現場の課題を共有し、他の現場で解決した事例はないか?新しい施策でうまくいったものがあれば他の現場でも取り入れられないか?など。相互連携を大切にしています。

ー どんなメンバーが多いですか?

コミット力が高いメンバーが多いですね。
本来、責任者は自分の現場だけに責任があるのですが、他現場のことまで気を配ってくれて、人材不足の日にはサポートに行ってくれたり、スタッフを送り込んでくれたりするメンバーしかいません。
どの現場も人材不足で困っているのは事実ですが「お互いさま」の精神を持って、思考を止めずにアクションしてくれるメンバーが多いです。

現場責任者のメンバーたちと

ー すごいコミット力ですね。

これはよく思うんですけれども、もちろん Edeyans のビジョンに共感してくれていることも原動力になっていると思いますし、目先の大変なことがあっても、数年先のことを見据えてそれを乗り越える必要があるというところは共通認識になっていると思います。

ー それにしても直近だと、稼働率の急激な回復にスタッフ数が追いつかないなど、苦しいことはたくさんありますよね。

もちろんそうですね。
そのような観点だと、最終的には自分にある程度返ってくるものがないと頑張れないというのもあるかもしれません。

その点、Edeyans では、「いまこのタイミングで Edeyans に在籍していることそのものに将来必ず価値が出てくるような経営戦略・事業戦略をがある」と多くのメンバーが思うことができている部分はあるんじゃないかなと思っています。給与面では Edeyans の事業モデルで清掃責任者が将来的に年収1,000万円を目指すことも夢じゃない会社を目指しています。

あとは、同世代20代〜30代半ばまでのメンバーが多いというところも原動力になっていると思います。プライベートも含め互いに共感しあえる部分があり、折れそうなときも手を差し伸べてくれるメンバーがいるというのが、やっぱりコミットに繋がってるのかなと。

壽昌の原動力とは?

ー 壽昌さんが Edeyans に入社したきっかけは何だったのですか?

新卒で入社した一部上場企業の化粧品メーカーで営業職をしていた時に大学の同級生だった片山さんからオファーをいただき入社しました。Edeyans 2期目のタイミングでしたね。(現在は5期目)

代表の片山と

ー 一部上場企業からの転職だったんですね!

「一部上場」「メーカー」「実家から通える」という理由で前職に入社したので、安定志向からの 180° の方向転換でしたね(笑) 

ー なぜ Edeyans だったのでしょうか?

前職では入社早々、意に反して東京配属となってチャレンジングな環境に放り込まれました。それでも2年ほど営業として充実した生活を送っていたのですが、だんだんと新しいことにチャレンジしようと思ってもなかなかできない社風やミッション・ビジョンとメンバーの乖離を感じるようになったんです。

ー それを解消できることが転職のポイントだったんですね。

そうですね。
創業2年目の Edeyans なら裁量権をもって0→1 ができると思ったんです。
当然、前職の美容業界の時みたいな世界とは違うと理解していましたし、創業期のベンチャーは甘くないとわかっていました。でも自分がどこまでできるか試してみたいという気持ちの方が勝りました。

ー 自分がどこまでできるか試してみたかった。それで大きく環境を転換するのはすごいですね。

まあでも...Edeyans にはセールスマネージャーとして入社したのはいいものの、入社半年は毎日客室清掃をしていました(笑) 聞いていたことと違うじゃないか!という気持ちもありつつ、組織横断的になんでもやる、これが創業期のベンチャーの “リアル” だと強く実感しました(笑) 

ー 現在は、事業部の責任者ですよね。
なぜ壽昌さんは大変な環境に乗り込んでもなお、頑張れるのでしょうか?

いや、本当ですよね(笑) 
セールスで入社したのに入社半年は毎日清掃をしていましたし、ちょうどそのタイミングでコロナ禍がきてしまったので、Edeyans が一寸先に残っているかもわからないという状況でもありました。その後、コロナが明けたら一気に需要が拡大して日々新しい課題が降ってきます。まさに激動ですね。

ただどこに行っても仕事は大変なもので、責任は伴うと思っているんです。

ー というと?

例えば、Edeyansでは会社が急激に成長している反面、毎日のように様々な問題が発生します。
事業部責任者という立場上、誰よりも率先してその問題の1つ1つに向き合い、解決し、会社を前に進めないといけません。その中には当然私自身が経験した事のないようなことも多く、正直、逃げ出したくなるような気持ちになるときもあります。
しかしながら入社してからいままで、このようなことを数多く乗り越えてこれたからこそスキル面や精神面、人間的にもでも成長でき、そんな私を信頼して今のこのポジションを任せてもらっていると思ってますし、まだまだ自分自身にも伸び代があると期待してます。
シチュエーションや内容は違うかもしれませんが、これって究極的にはどこの会社にいても、キャリアを重ねればいずれ経験することだと思っています。

私にとってたまたま Edeyans でいま経験しているだけだとという考えもありますし、当たり前のことをやっているというだけの感覚なんです。
だからこそ、この環境を大変だと思いつつも大変だと思っているわけでもないというか...!

ー  とはいえ、前職にいたら会社のネームバリューもありつつ、しばらくは上司が守ってくれたじゃないですか。いま経験している責任者の大変さは、他社ならもっと年齢が上がってから経験することかもしれませんよ。

そういう観点で考えると、いまこうして若いうちに酸いも甘いも経験できていることはめちゃくちゃ幸せなことです。遅かれ早かれその道は通るわけですもん。

キャリアアップのためには多少背伸びをしないといけない時期があると思ってます。
いまの Edeyans はその背伸びの幅が著しく大きいだけなんです。

ー はやくから酸いも甘いも経験して、成長したいというのが壽昌さんの考えなんですね。

そうですね。
道中、大変なことがあっても諦めなければ最終的には絶対にうまくいくんです。私のポリシーです。
1つ1つの意思決定・アクションがどういう結果になろうとも、最終的には Edeyans のミッションビジョンにコミットして結果それが業界を良い方向に変える事ができる。そこに至る道のりは全て順調ではないかもしれないですが、それは別に特に大きな問題だと思っていません。

いま Edeyans に入社すべき理由

ー 最後にいま Edeyans に入社するべき理由を教えてください。

特に私のように早くから酸いも甘いも経験し、野心をもってキャリアアップして行きたいという方にとって、やはり、Edeyans が現時点でまだ5期目のベンチャー企業であるということ。
この前提で

1)やること・考えることがたくさんあり裁量権を持てる
2)業界の新しいスタンダードを作っていける
3)背伸びしなければいけない環境で多くを学べる

この3点が、いま入社すべき理由です。

世の中に新しい価値を生み出すことに携わる経験は、なかなかできないことだと思っています。
チャレンジする喜びもあるし、大変だけれどワクワクして働けるというのは何にも変え難いやりがいだと思います。他方、そうしたチャレンジに対して、評価がちゃんと紐づいていく組織も作っていくプロセスにも携わっていただけます。
キャリアアップの道筋も多様で、例えばまずは清掃経験を活かして AM サポートで入社しても、やる気と成果次第で自分の強みを生かした更に上のポジションで活躍することができる組織です。今のメンバーには成長してどんどんキャリアップしていってほしいと伝えています。そうして最終的には、業界水準の2倍、3倍と給与を出せる組織になっていきたいと思います。

清掃業界は目立ちづらい業界ですが、Edeyans から清掃業界を変えられるかもしれない、Edeyans からたくさんの人を本当に幸せにできるかもしれない。(というか、先ほどもお話ししたように、「絶対に成功します」。成功するように行動し続けるまでです。)その根幹に関わることができるのが、いまのこのタイミングだと思います。

Edeyans の成長を通して業界の変革を本当に成し遂げられたときに、その過程を一緒に体験できたら、きっと鳥肌が立つくらいすごいことだと思うんです。より初期のフェーズからこの過程を経験できるのは、現在のフェーズが一番だと思うんですよね。だからこそ、このタイミングで興味を持ってくれたならば、ぜひいまから一緒に働きましょう!ご応募をお待ちしています!

ー 本日はインタビューのお時間をいただきありがとうございました!

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取材企画・協力 / 世界線株式会社


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