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【未来の EDEYANS メンバーへ】5か年計画でホテルのインフラへ。EDEYANS の今後の戦略をお話します。

コロナ禍が明けて本格的に日本の宿泊業界が再興するいま、 Edeyans は確実に社会から求められる会社になってきています。

そんな中、事業成長におけるセンターピンは人事戦略と組織づくり。

業界全体にポジティブな影響を与えられる存在になるためにも、ここからの5年間でグローバルへの展開やマルチプロダクト戦略など大きなチャレンジを仕掛けていこうと考えています。

今回は Edeyans の未来を一緒に作っていくメンバーに向けて、この note を書きました。

Edeyans 代表 / 片山 裕之


MISSION:「ホテルの新たなインフラをともに創る」を掲げ、デジタル清掃サービスを仕掛ける

Edeyans は【ホテルの新たなインフラをともに創る】をミッションに掲げ、ホテルと清掃会社に対して「デジタル清掃サービス Jtas」を提供しています。
創業5年、社員数30人、アルバイトや業務委託を含めて250名程度のベンチャーです。

Edeyans とはどんな会社か?を知っていただくために、まずはホテルと清掃会社を取り巻くこれまでの環境をお伝えします。

Before コロナ、After コロナ

ホテルを支える裏側の業務は50年変わっていないと言われています。
とてつもなくアナログで非効率だったのです。

そこへもってきて政府のインバウンド施策や円安により、2019年には過去最高の約3,100万人が訪日するまでに至り、ホテルスタッフは死に物狂いで働くことを求められました。

ホテルスタッフが全ての皺寄せを受け、ホテルスタッフの苦労によって成立していたのがホテルというサービス業でした。

そうしてコロナ禍、市場は一度完全に崩壊。
人材の流出が起こりました。

アフターコロナで業界の再復興が見込まれるいま、日本の宿泊業の深刻な人材不足解消のために、今一度、働き方やオペレーションのベースを新たに作っていくべきタイミングが訪れています。

業界全体にポジティブな影響を与えられる存在へ

こうした背景から Edeyans が「清掃業務を効率化するシステム」や「客室清掃オペレーション」を提供し、ホテルにとって不可欠の存在になることで、ホテルのインフラとなって業界をより良い方向に変革していきたい。

そんな想いと意気込みを込めたのが、Edeyans のミッションである【ホテルの新たなインフラをともに創る】です。

またホテルは直接雇用のスタッフだけでなく、さまざまなサプライヤー、例えば Edeyans ような清掃事業者、リネン会社、レストラン事業者などの協力により運営されています。
ミッションの “ともに” 創るという言葉には、それらステークホルダーと連携・協力することで一緒にインフラを作っていきたいという想いも込めています。

事業内容:デジタル清掃サービス Jtas とは

2018年創業時 の Edeyans は民泊清掃の受発注管理プラットフォームを開発し、民泊の清掃請負業を行っていました。そして、コロナ禍に現在の事業「デジタル清掃サービス Jtas」を立ち上げて、ホテル業界の清掃に参入。
ホテル清掃に携わる当事者として感じた多くの非効率な業務や受発注のコミュニケーションの課題をベースに、2022年6月にホテル・清掃会社の業務管理システムをローンチしました。

2018年  Edeyans 創業 民泊清掃
2020年  コロナ禍、除菌清掃へのピボット
2021年4月  ホテル清掃へのピボット
2021年9月  ホテル・清掃会社の業務管理システム、開発開始
2022年6月  ホテル・清掃会社の業務管理システム、ローンチ

デジタル清掃サービス Jtas とは、これまで50年変わってこなかったホテル業界の客室清掃オペレーションを変えて、ホテルと清掃会社、両者を巻き込んでバックヤード業務そのものをデザインするサービスです。

Jtas を活用すれば、元々2~3時間程かかる清掃会社への清掃の発注業務を数十分に大幅短縮できます。
電話や紙で対応する細かなやりとりも減らすことができます。
それに限らず業務フローから改善に入らせてもらうので、ホテル客室清掃に関わるオペレーションそのものを大きく変革していくことができます。

ターゲットは大手ホテルチェーン

日本の宿泊の中心はやはり大手ホテルチェーンであり、課題が根深い伝統的な大手ホテルチェーンを中心に営業していくべきと考え、大手ホテルチェーンからアプローチをしました。

そうして初めてデジタル清掃サービス Jtas を導入いただいたのが、Edeyans が初めてホテルへの清掃請負をした大手ホテルです。

それを皮切りに他の清掃請負業者として入っていた別の大手ホテルチェーンでも導入が決定。
関東にとどまらず、直近では関西圏を商圏とする大手ホテルでも導入を決めていただいたり、全国の大手ホテルチェーンでトライアルを進行中です。
こうして何十年もオペレーションが変わってこなかった伝統的なホテルにデジタル清掃サービス Jtas が評価されていることは、すごく僕らの自信に繋がっています。

客室清掃オペレーションも提供する強み

清掃請負業から創業した Edeyans は、現在でも客室清掃オペレーションサービスを提供しており、これが僕らの強みだと考えています。
なぜならば、これによりホテルと清掃会社、両者にまたがる課題を明確に掴めるからです。
両者の課題を明確に掴んでいる会社は Edeyans を置いて他にありません。

たとえシステムを作れるシステム会社はあっても、清掃現場の泥臭さやペインを知らずに作られるシステムは現場では使われません。

僕ら Edeyans のベースはあくまでも清掃会社。
客室清掃オペレーションサービスも提供するシステム会社ではなく、“システムを持っている清掃会社” です。
だからこそ、僕らに価値があるんです。

人材不足解消・賃金アップの切り札に

ホテル業はサービス業の中でいま、ダントツナンバーワンで人材不足です。

出典:https://www.travelvoice.jp/20230220-152994

この深刻な人材不足は、ホテル・清掃会社ともに賃金を改善しない限り解消されない。

これが Edeyans の考えです。

さらに DX によってホテル・清掃会社の業務管理システムだけで生産性を上げることはできるかもしれないけれど、それだけでは不十分だとも考えています。そのような考えだからこそ、Edeyans はシステムで業界全体の業務効率・生産性も向上させ、同時に自社で客室清掃オペレーションまで提供しながら清掃会社のトッププレイヤーと協力し合ってデジタル化を進めていきます。こうして業界全体の賃金アップを実現し、そして人材不足も解消していく。(それがホテルにより良いサービスを提供していくことにもつながると考えています)

最終的には、デジタル清掃サービス Jtas を業界全体のインフラへ。
僕らがなぜ客室清掃オペレーションまで提供するのか?というと、こうしたビジョンを持っているからなんです。

まずは自社でそれを証明する

一般的なホテル清掃の粗利率は低く、デジタル投資する余裕がないことがほとんどです。
ですが、Edeyans はミッション実現に向けて、積極的にデジタル投資をしてきたことにより、他の清掃会社よりも利益率高く事業運営できています。

つまり、デジタル投資をしてきた結果として、清掃オペレーションスタッフに還元できるということです。

今後はより一層生産性を上げて、業界全体で人材不足解消、賃金アップを実現するためにも、清掃オペレーションスタッフが年収1,000万円を目指すことも夢ではない会社にしていく。

これが一つの Edeyans の目標でもあります。
ゆくゆくは僕らが業界全体のデジタル投資を先行する第一人者になってデジタル清掃サービス Jtas を広めていくことで、業界全体の賃上げ・サービスのクオリティ向上にも繋げていきます。

外国籍のスタッフでも活躍できる環境をつくる

デジタル投資以外にも、外国籍の方が活躍できる会社になっていくことが業界課題の解決につながります。

日本の観光はホテル業界、清掃業界含めてサービス側の人材が不足しています。
日本人だけでは日本の観光を支えられなくなっているのがリアルで、その課題解決のためには、日本も Edeyans も外国人の方々の力を借りないといけない立場だと考えています。

だからこそ、外国人の方々を積極的に採用し、彼らにとっても長く働きやすくて、キャリアアップできる環境を整えなければならないんです。

一般的な清掃会社では、現場責任者と清掃スタッフという区別のみ。
Edeyans はホテル・清掃会社の業務管理システムを持っているので、たとえば 清掃の チームリード→ システムのカスタマーサクセスというキャリアプランもありますし、エリアリード、品質管理担当、採用・育成担当などの役職をしっかり掲げ、キャリアアップの道筋を示し、キャリアアップできる育成環境を整えていきます。

次のステップを一緒に作る、新たなメンバーを探しています!

いろいろ偉そうなことを言っていますが、Edeyans はまだ創業5年。
創業期の会社で、掲げている理想と現実にまだまだギャップがあります。

例えば、まずは売上を作るという意味でサービス提供サイド=ホテルに対する価値提供、システム開発や営業には注力してきたんですが、それを支える本質的なサービスの強化、人材採用・育成の仕組み化などは後回しにしてきました。

現在の社員は30名程度。
清掃スタッフ(アルバイト) は約200名程度。
来期には、社員・アルバイトともに倍になる想定です。
そして5年後にはホテルのインフラになることを想定しています。

そこから逆算したときに、サービスの強化は必須。ただし、サービス強化をリードする人材がいないので、その意味でも人材採用・育成が最大の経営課題でもあります。

だからこそ、5カ年計画で Edeyans がマーケットをリードできる存在になることを目指して一緒に取り組んでいける仲間を探しています。

サービスの拡充、セールス、CS、バックオフィスの強化...やることはたくさんあって大変なことも多いと思いますが、やりがいしかないフェーズです。

Edeyans に少しでも興味を持ってくれるならば、一度お話しましょう。あなたの人生の目的に、Edeyans が重なるならば、ぜひ一緒に Edeyans を創っていきましょう。

取材企画・協力 / 世界線株式会社

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