このロゴを…。
ずいぶんと前に作ったこのロゴは、実はあるバンドのツアーロゴからインスパイアされたものでした。
内容としては「アサヒスーパードライを美味しく注ぐ」ということなんですが、日本でもっともたくさんの人に飲まれたビールにもかかわらず、その美味しさの本質に触れられる機会はかなり少ないのではないか?
スーパードライの本質とは何だろうか?
ということで、スーパードライ・アコースティックと銘打って…、いや、銘打とうとしたんですが、何も行動に移すことなく時が過ぎていきました。
参考にしたのが、SPECIAL OTHERSというバンドのツアーロゴだったんです。
日本のインストバンドで、アコースティック機材のみを使用する際は、わざわざ名義を変えて「SPECIAL OTHERS ACOUSTIC」として、その名義でアルバムも二枚リリースしています。
より削ぎ落とした音楽を届けるという意味だろうと勝手に解釈し、日本のナショナルブランドのビールの素晴らしさを提案するなら“アコースティック”でいこう。
前回、前々回の投稿にて、新しいビールサーバーの話を書きましたが、注ぐサービスマンの気持ちとしてはこうだということを表すロゴなんです。
そんな折、アサヒスパードライのレシピが大きく変更されたとのこと。
まだ飲んでいないので、自分自身の感想はお伝えできないのですが、伝え聞いた話ではより“辛口(ドライ)”さが強調されたのだとか。
ただ大手ビール会社の樽生ビールを注ぐにしても、ほんと繊細に、敏感に、いろんなことに一喜一憂しながらナマの商品を扱うのが我々のお仕事なんです。
そんなこと100人のお客様がいても、2人わかってたらいい方かもしれません。
でも、ちゃんと100人が100人「おいしい!」と思ってもらえるのは間違いなのです。
細かい配慮や蘊蓄は、裏方のわたくしが頑張るところです。
春にはきっと、このサーバーを(使いこなして)お披露目できるはずです。
楽しみにお待ちください!
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