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減らない事故・労災

重い見出しとなってますが、
今日は、なかなか減らない事故・労災について考えてみます。

うちの会社も工場があるので、事故・労災はつきものですが、
件数があまりにも多いし減らない。
恥ずかしい話、あちこちの事業所でほとぼり冷め止むままに
次から次へと報告書があがってくる。

いかがなものか、、

その度に、委員会やら、検証会やら、DVDやら
反省文やら、、

事故労災の主な原因はヒューマンエラーであり、
正しい手順を踏んでいない事が大きい。

正しい手順はマニュアルに載っており、
皆いつでも振り返ることが出来る。

「正しい事を正しく」

・・・・・

これが意外と難しい。。

我々の工場は、完全室内でもなく、毎日一定の動きでもない。
物資、人、車両、重機などが、縦横無尽に行き交う工場。

事故は、「当事者が正しい行動をしていなかった」、
だけの問題だろうか。。

人は、「正しい事を正しくやりなさい」と言われて、
常にその通り出来るものだろうか、、

委員会やら、検証会やら、DVDやら、反省文やらで、
「正しい行動」がとれるようになるのだろうか?

自分の周りの職場環境(背景)に目を向けることで、
別の一面も見えてくるのではなかろうか?

でも、一番の基本は相手を想う気持ち。
これが職場に根付いていないと、
事故も労災も減っていかないんだろうなと思う。

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