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年子ママが異次元の少子化対策に思うこと
育休中にほぼニュースを見なくなって、もう3年が経ちます。
テレビをつけるときは、Eテレかアンパンマンという究極の選択しかないので、今までのように垂れ流しのニュース番組から情報を得ることはありません。
(Eテレもアンパンマンも、おもしろいけどね)
優しくて、楽しくて、とてもとても狭い世界。
そんな私でも、さすがに耳にしていた「異次元の少子化対策」。
まさしく自分と子供たちにダイレクトに関係のある内容であると知りながらも、結局詳しいことは調べないでいました。
今回、ようやくどんな政策なのか、なぜ今急に本腰を入れたのか、バックグラウンドも含めて調べてみました。
ポッドキャストでもやっていなければ、ちゃんと調べるなんてことは無かったと思います。
そうして思ったことは、まずシンプルに、「未来は明るいかもしれない」ということ。
高齢者中心の世界から、ようやく若者や子育て世代に目が向いてきたかもしれない、ということです。
思えば学生時代から、“ゆとり”とか“さとり”とか勝手に名前をつけられて、経済も人口も下降線をたどってきた今の20代30代の私たち世代。
未来に希望を抱けと言われてもピンと来ず、ただ日々を真面目に、高望みせず、質素に生きてきたと思います。
最近では賃上げ、賃上げ、と言われていますが、どうせ自分には関係の無いことだと思っていました。子持ちで、女で、ブランクのある私には。
20代の時も、どうしても子供が欲しいと思っていた私は、キャリア形成などとはどうせ無関係だと思っていました。どうせ、どうせ‥‥。
どうせ‥‥と、諦めるのが癖になっているのです。もう悲観すらしていません。
社会に出て、ここが誰の為に設計された世界かを、知ってしまってからずっと。
一応、今回の少子化対策では、若者や子育て世代の賃上げが第一課題とされています。
2人目、3人目の子供を望む子育て世代や、若者世代に「未来は明るい」と思ってもらうには、賃上げを行うのが一番分かりやすい方法です。
その他、多くの子育て支援策が始まっています。子育て支援が少子化対策に繋がるかは、難しいとこではありますが‥‥。
しかし、私達子育て世代においては殆どメリットしかない政策であることは間違いないはずです。
将来に不安を抱える日々の中で、「子供は2人欲しいけど経済的に1人でしか無理かな?」とか、「子供と関わる時間を増やしたいけど、仕事もしないと大学に行かせてあげられないよね‥‥」と色んなことを諦めて、無理矢理納得してきた私たちに、ようやく一筋の光が当たるかもしれない。
そのために、若者も、老人も、私達世代も改めて共通認識として持っておかなければならないことは、
子供は、母親のものではありません。
子供は、社会全体で育てるものです。
ということ。
私たち大人が、個人の利害とは別に、社会全体の行く末を考える力をつける必要があります。
これが民主主義の根幹でもあると思います。
この政策が私達の世界を変えるのか?
はたまた、結局今までと同じように何も変わらないのか‥‥。
答えがどのような形で出るか、
答えはいつ出るのか、
まだ何もわかりません。
しかし、その答えを、楽しみにしている自分がいます。
ここまで大規模に変わろうとしてくれたことが、嬉しいのです。
未来は明るいかも‥‥
たった一縷の希望ですが、この希望の種が大きくなることを心から望んでいます。
おわり
<おしらせ>
ポッドキャストで今回の話題を取り上げています。まずは、政策の根底のお話から。その後全2~3回に渡りシリーズでお話ししますので、是非おたのしみに!
家事や育児のお供にお聞きください♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!