高3の3Q)比較対象する基準を適切に設定すべし!と子にたしなめられた話
子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校3年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。
宇宙にそこそこ関心がある私。先日のイプシロンロケットSの種子島での燃焼試験の火災は本っ当~に残念でした。
で、考えました。
イプシロンロケットSの無念を思えば、我が子の失敗(注:現段階、我が子が18歳でやらかす失敗)なんて屁よりも軽いよなあと。
だってイプシロンロケットSの開発って…
●我が家が我が子に投じた教育資金(N高の学費+受験勉強のための塾課金+チャート式などの参考書や問題集+通学コースに通学するための交通費…等々)よりも巨額な金額を開発のために投入し、
●子すずめ自身が投じた学習時間よりもたくさんの時間を投じ、
●様々な多方面の協力を仰ぎ、
なんとか種子島宇宙センターでの燃焼実験の段階まで進んできたものだと推測いたします。
確かに大学受験は子すずめにとっては人生の一大イベントだけど、イプシロンロケットSの燃焼実験だってJAXAの宇宙開発事業にとっては一大イベントのはず。
比較対象する相手としては甚だ不適切(JAXAさまのほうが子すずめよりも、ずーーーーっと偉大!!!桁が違い過ぎる偉大さけれど)だと思うけれど、イプシロンロケットSのような大きなプロジェクトで各所の錚々たる精鋭たちが慎重に淡々と進めてきた事業であっても、失敗してしまうことは…残念ながらある…のだ、事実として。
でもJAXAはこの失敗を失敗のままでは終わらせないはずだ。改善点を洗い出し、改善して、乗り越えていくだろう。願わくは、子すずめも…たとえ失敗したとしても地道に乗り越えていってほしい。
という、「とてつもなくすごい所であっても失敗することはある」という話を子すずめにしたところ…
「比較対象、バグってね?」
そりゃあ、もちろん私ら夫婦にとっては子すずめはJAXA並みに大きな存在ですからね。
「比較基準があると、物事の理解が進みますわな―。でも比較対象は適切に設定しないとね」とわが子からたしなめられました。
失敗して当然、錚々たるところであっても失敗することもあるということを心に刻んで、大学受験を乗り越えるが良い、我が子よ!