高2冬)子すずめ、単位認定試験を受けた

子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校2年生になりました。2022年4月からN高オンリー、N高純正品です。

子すずめは単位認定試験を受けました。学園から割り振られた単位認定試験日は1月下旬、日程割り振られたのはだいぶ前(去年2023年の秋には日程が出てたと思う)だったので「試験日の通知が遅くてテスト準備できなかった」という言い訳は通用しません。

ですが。単位認定試験の数日前から、単位認定試験の辺りには「日本列島天候が荒れる、普段ならば降雪があまりない地域でもドカッと降る恐れがある」という予報が!しかも、気象庁&国交省がタッグ組んで「大雪に対する緊急発表!車の立往生に警戒を!」と示した数日間の中に、子すずめの単位認定試験の日が見事に入っていまして。沖縄でのN高本校スクーリングも台風が来たしなあ…なんか今年度の子すずめのN高行事、嵐に見舞われてるのは、ヤツが厄年だからか?

この場合、単位認定試験はどうなるのだろう?そうは言っても、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(S高もだけど)は広域通信制高校。狭域通信制高校のように近隣の市町村の子どもだけが在籍しているわけではなく、日本全国様々な都道府県から生徒たちが単位認定試験を受けに来ます。

なんなら単位認定試験会場(拠点スクーリング会場と同じ会場であることが多い)最寄りのビジネスホテルで、前泊後泊しなければならないような遠隔地から新幹線に乗って、受験しに来る生徒も多い学校。試験日に悪天候が予想されるから、生徒の安全を第一にして日程をずらしましょう…という采配をしにくい「大組織病」で身動きとりづらい通信制高校なんですよ。だって、遠隔地から受験しに来る生徒は、天気が荒れる前にすでに新幹線に乗って、危険な気象になる前に試験会場最寄りのビジネスホテルにチェックインしてしまっているかもしれないのだもの、キャンセルされた方がつらい。遠隔地からの受験生にとっては、荒天だからといって安易に試験を延期してほしくないのは当然、だって再度旅費等々かけて単位認定試験に来るのは、時間もお金も大変だもの。でも単位認定試験会場にまあまあ近い所ーー例えば、電車で所要時間1時間とか、高速バスで所要時間2時間の所ーーに住んでいる受験者にとっては、悪天候で公共交通機関が止まっているとか、遅延しているとか、間引き運転で本数激減とか、親の送迎をお願いしたいけど高速道路が通行止めとか、そういう荒天による公共交通機関麻痺が予想される天候のもとでの単位認定試験を受けに出かけるのは、かなり辛い。

遠隔地から単位認定試験を受験に来る勢、近隣から受験に来る勢、どちらの立場も尊ばなければならないのが広域通信制高校のさだめなので、立場によっては世知辛さを味わうおそれがあります。それをゆめゆめお忘れなく。

[会場までの移動に不安がある生徒]については、保護者の方でも学園側からの連絡が来る前に単位認定試験担当の窓口に事前に相談するなり、対応が必要なもしれません。もうね、登下校に危険が伴いそうな天気の予報が出ていて、お子さんの対応力に不安があるのであれば、前日とか当日朝というような差し迫ったタイミングで単位認定試験担当の窓口に「どうしましょう?」と相談するのではなく、天気の週間予報などを確認して、もっと前に相談するようにした方がいいと思います。おそらく単位認定試験の相談窓口は電話ではなくメールの方を使うよう学園の担当者からは通達されていると思いますので、メール往復のやり取りに要する時間も見越して(担当者からの回答に数日要するかもしれないと見越して)、公式さん(学園の単位認定試験担当者)へご相談ください。子に不利益が生じないように、お気を付けください。

あ、子すずめ?ヤツは[近隣から受験に行く勢]で、突発対応もそこそこできるタイプなので、朝起きてすぐ電車の運行状況をスマホで確認、単位認定試験のslackチャンネル(学園の生徒だけに閲覧許可があるので、保護者不可侵領域)も確認して、通常使用する経路に遅延がありそうなので予定していた経路ではなく[ちょっと課金して最短で到着するであろう経路]を経由して単位認定試験会場に向かい、無事遅刻せずに行くことができました。

あとは、単位認定試験が低スコアで追試(という名の自宅でのレポート作成&提出)を食らうかどうか、追試を食らった場合に追試連絡が来た後の3日以内に追試レポート提出できるかどうか、が、子すずめにとっては気がかりなところです。


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