高1→2春休み)子すずめ、単身飛行機に乗って推しライブへ
子すずめは学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校の通学コース生でこの春高校2年生になりました。2022年4月からN高オンリーです。
子すずめが楽しみにしていた推しアイドルグループの春のライブツアーが決定、ファンクラブを通じて数か所抽選に挑んでいたのですが…近場の会場のライブのチケットは取れず、飛行機に乗って行くようなところ(600km越え)の…遠方のライブに2枚当選してしまいました。
子すずめには遠方(200km以上離れたところ)に住んでいる社会人の「推し友」が居ます。なんか知らないけどその人とものすごく気が合って、それまで何度も別会場ライブに行ってます。その女性とそれぞれが飛行機でライブ会場の最寄り空港へ入り、待ち合わせてライブに参戦しようということで、チケットの当選発表後に「推し友」さんと電話で相談しながら一緒のタイミングで同じくらいの時間帯に到着する航空券を予約して、宿は…子すずめは高校生なので稼ぎがなく、クレジットカードを持っているわけではない経済状況なので社会人の「推し友」さんに宿泊予約と決済をお願いして部屋を取ってもらい、「私の分の宿代は現地で会った時に、現金精算でお願いします!」とお願いして、遠方のライブに参戦する算段は付きました。
子すずめがリビングで旅程の相談を音声通話しているところに「推し友さん?いつも子すずめがお世話になっておりますー。今回もありがとうね。ちょっと保護者としてしゃしゃり出てすみませんなんだけど、ホテル一部屋で同室に一緒に寝泊まりではなく、それぞれシングルルームを二部屋予約した方がいいと思てて。推し友さんを疑っているわけではないのだけれど、同室で過ごして何かが紛失した時にお互い嫌な気持ちになると思ったのと、自分では気づかなかったけど口が臭いとか服脱ぎっぱなしでがちゃがちゃの状態を見るのがイラつくとか、そういった生理的な相性が合わなかったときに同室だと苦しいと思うんだよねー。あ、夜中まで推し愛語りたい気持ちもわかるんだけど、今後もよろしくお願いしたいと親自身は思ってたりするので、一定の距離感を保っておいた方がよきかなと思ってー。ごめんね、子すずめはまだ一応高校生だから、保護者しゃしゃり出ちゃいましたー楽しんで行ってきてね」と語り、リビングから席を外しました。推し友さんとは私も会ったことがあるので、お願いしてみました。推し友さんも親の気持ちがなんとなくわかってくれたのか、別室宿泊で手配してくれたそうです。ありがたやー。推し友さんからは、推し関連の話だけでなく、将来どうお金を稼いで推しに貢いでいくか?とか、推し友さんの出身の専門学校の話とか、通信制大学に入学して学士を取ろうとしていることとか、身近なBig sisterとして色々感化されるものがあるそうで。なので、適度な距離感で、「親しき仲にも礼儀あり」で末永くお付き合いしてもらいたいんですよね、保護者としては。
遠方へのライブ参戦に先立ち、子すずめ本人は「スーツケース押して最寄りの駅まで歩くのは大変なので、自宅最寄りの駅または空港バス発着場まで送ってほしい」旨と、「航空券購入の際、クレジットカード決済ができないので親が代わりにクレカ決済してほしい、代金は自分のバイト代から支払います」旨、「航空会社や宿泊先で未成年の単独旅行許可証が必要な場合(過去に何度かそういう書類を書いたことがある)、書類を書いてほしい」旨、「常に位置情報共有アプリONしておく」旨を申し出て、保護者からの[宿泊込み飛行機移動込みの遠方地のライブへ出かけること]への了解を得ました。
で、2泊3日、一人で飛行機乗って、飛んで、はじけてきました。N高沖縄伊計本校スクーリング前に、飛行機に乗る予行演習してしまった…というか、飛行機は私の故郷への帰省の時に子すずめ自身何度も搭乗しているので、手荷物預けるには離陸時間の1時間まえに空港着で行かねばならぬ状況、手荷物の重量によっては追加料金かかることなどは、知ってるし、慣れています。
高1の4月から単発バイト、5月から週4日バイトを「遊ぶ金欲しさ」でやっているので、子すずめはそれなりに各地に単身出かけて行っては、ビジネスホテルに宿泊し、推し友さんと共にライブ会場入りしたり、結構な経県値があります。「私、18歳以上だったら〇〇ビジホのメンバーズになれて、たぶん今年はもうゴールドメンバーになれる位の宿泊してるんだけどなあ…くぅぅぅ~未成年はつらい!クレカも作れないし!」と申しておりました。(もしかしてN高S高に少数在籍する高校生起業家の子達は、会社経営していたら
18歳未満でもクレジットカードがつくれるのだろうか?〇〇ホテルのメンバーズにもなれるのだろうか?)
ものすごく楽しかったようです。飛んでいった先では桜が満開で、推しがお勧めするご当地のおいしい物を「推し友」さんと食べ、推しへの愛を語りまくって、推しと一緒の空間(ライブ会場)では銀テがご褒美のように降ってきて…とにかく楽しく過ごしたそうです。ただし…今まで労働に費やしたバイト代は瞬く間に溶けていったそうですが。
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