鴨農家修行①到着
3月後半、鴨農家に2週間ほど、住み込みで働かせていただけることになった。その際の記録を残そうと思う。
その農家さんは、一般的に拡大家族、複合家族と呼ばれる、つまり核家族とは逆ってこと。すごいたくさんの人に囲まれて、鴨農家での生活がスタート。猫には早速嚙まれた。(うちで哺乳類飼ったことないから尚更かわいい)
初日は大移動して、転卵(てんらん)する機械(:セッター;名前の由来不明)から、生まれる直前にいれる機械(:ハッチャー;hatchは卵から雛がかえる、孵化するという意味)に卵を移し替えた。
転卵(卵をたまに動かす機械、こちらでは、並べられた卵が斜めになったり水平になったり常に動く)しないと、卵の中身がくっついてしまうから。
移し替える際、卵を観察してみると、そこにはたまに卵に響か入っているものもいくつかある。
「嘴打ち」が始まったのだ。
嘴打ちとは、鳥のひなが孵るときに、卵の殻を内側からつつくこと。
ああ、生きているのだな、もうすぐ生まれようと頑張っているのだな。そう実感できた。
知らないことがたくさんある。吸収して発信する。それが今回の目標。
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