ポストコロナへのヒント
YouTuberという言葉はじきになくなると思う。YouTube投稿なんて、もうすぐCDを出したりコンサートをするくらい当たり前のことになる。音楽家に限らず、表現者は一人残らずインターネット上で発信する時代になってきている。
チャンネル登録者数 835万人のヒカキンTVや同22万人のCateenさんはYouTube以外のプラットフォームも駆使して今後もプレゼンスを維持拡大させていかれるでしょう。しかし、これからはじめる人はどうでしょう。YouTubeは情報発信・共有のプラットフォームに過ぎません。YouTuberとビューワーの比率が極めて不均衡であった黎明期とちがい、今は参入者が多すぎるのです。状況がガラッと変わっています。収入のベースである広告単価も下がっているようです。ちなみに私はネット上の公開コンテンツ(英語およびYouTube動画)は、初めて会った海外の方(特に自転車乗り)に親近感を持ってもらう名刺代わりと割り切っています。
免疫力を高めるのは、もはや必須だと思う。
激しく同意です。人類の進化の中で免疫力は常に重要でしたが、これまでは知らず知らずのうちに淘汰が起きてきました。しかし、今や、知恵とカネと努力を惜しまず意識的に免疫力を高めて、生き残りを図る時代になったかもしれません。
新型コロナウィルスへの対処は大変であるが、朝の来ない夜はない。
大切なのは、新型コロナウィルスに対処しつつ、夜の間に、「次」に向けた準備をすること。
あわてず、一度、落ち着いて考えましょう。個々人もそうですが、国も。
世の中の支持を得られないものはいずれ淘汰されていく。
パチンコ屋さんはやっちまいましたね。男気だせばよかったのに。あと、テレビ局で発熱を隠して仕事を続けた人とそれを許した周囲、日頃言ってることがフェイクであると世間にばれてしまいました。もともと存在意義やコンプラに疑念を持たれていたモノはコロナショックを機に一気に支持を失い、消えていくでしょう。
「情報量が多いほど事態を正確に把握できる」とはかぎらず、普通はむしろ逆なのです。
最近のテレビや新聞は事実をきちんと正確に伝えるということが不得手なようで、ソーシャルメディアのそれとレベル的に判別がつかないというか、ときにはツイッターの民の方が正しいことを言って居たりして。民放はおしなべてひどいですが(個人的にはニュースエブリーとWBSだけは例外的にOKとしたい)某国営放送局のキャスターにも一人変なのが居ます。
この際、一旦、情報の洪水から離れて、歴史や名著を紐解いて、落ち着いて考えてみるのがよいかもしれません。最近、ガルブレイス、ハルバースタム、高坂正堯の旧著を読み返しました。
日本が現在の流行をいったん収束させたとして、どのような対応が継続しそうでしょうか。 まず、最も感染拡大のリスクが高い場には、引き続き「できるだけ行かない」ように求められる可能性があります。たとえば、「3密(密集・密閉・密接の重なるところ)」と呼ばれる場所です。こうした場を提供する事業者は、様々な工夫をするか、事業の形態を変えるかといったことの検討が今から必要です。
やさしく言ってくれていますが、未来予測であると考えたほうが良いと思います。
僭越ながら拙稿をご紹介します。