【分析】 売上最小化、利益最大化の法則について
蔓延防止措置期間が間も無く終わるはずだったので、大好きな辛い料理を巡ろうとしてたのですが、延長になりすこぶるテンションが下がっています。 #AFURIの新宿サブナード店にいきたい
“あなたよりあなたごと”
エコノミック作家の木場 晏門です。
先日タイトルにもある「売上最小化、利益最大化の法則」という木下 勝寿さん著書の本を読みました。最近読んだ本の中で一番しっくりくる内容で共感すべきポイントも多々あったので今日はその話をしようと思います↓ #休みの日は内容ゆるいんです
私が、ただの作家から、エコノミック作家へと舵を切り、ビジネスの勉強を始めた時、最初に違和感を覚えたのがこの「売上」という指標でした。なぜ違和感を覚えたかというと「一番よく聞く指標だけど、手元に残った利益じゃないんだから、全然参考にならなくない?」と思ったのを覚えています。
その後、経験を積むにつれて、売上が大きいということは同時に、「沢山の情報が手に入る」「資産が成長する」ということでもあるのだという事を理解しました。
売上追求のメリット①情報量が多くなる
売上を上げる戦略として、広告を実行したり、専門家を雇ったり、人材を増員したりと、さまざまな判断が関わってきます。そうすると、
広告の成績(成果)や、専門家の知見、人材育成の仕組み、人的ミスの事例など、様々な情報が新たに入ってきます。それらをナレッジとして蓄積していくことで、事業を揺るがすアクシデントや、調べたり、試行錯誤する手間が減少していくのでより効率的で強力な運営が可能になるわけです。
本書では、ECビジネスを中心とした紹介なので、売上を膨らませてナレッジを構築する事は最小限でいいかもしれませんが、大半のビジネスモデルでは売上をしっかり作って、利益以外にも情報を累積させていく事が大切です。
売上追求のメリット②資産が成長する
そうして情報が増えていくと、最新の情報をまとめるためにマニュアルが出来上がったり、自社独自のツールやシステムなんかも開設していくことがでいます。雇用した人材も成長をしていきますし、こういった側面を考えると支出にも大きな価値があることが分かると思います。
#当時の私はこんなこともわかっていませんでした笑 #高校生でも理解できたと思うので、こういった情報を知りたかったですね #切実に
ここまでで、利益ではなく、売上がもたらす価値についてはイメージがついたかと思いますが、ここからが本題の「売上最小化」についてです。
売上最小化はどの経営者も向き合うべきテーマ
売上や、年商という言葉は、ある程度の軌道に乗ってくれば、雪だるま式に上がっていく時期があります。ですが、利益幅もそんなに変わっていなければ、資産の累積量もそこまでではない(つまり資金力で集客して力技で売るだけの)場合、その成長は長くは続きません。 #特に今の時代だとより厳しい
つまり、、、
“利益効率に目を向ける”
大切なのはこれです。
過剰かつアンバランスに膨らんだ売上というのは総じて利益効率が悪いということを示しています。質の悪い顧客管理に手間を取られたり(#言い方)強引な事業成長に現場の人員は疲弊し、パフォーマンスが下がりミスが連発など(#ありがち)目標一点に直行する姿勢は時に、身内に刃を向けます。
どうしたら、質のいいファンに愛されるビジネスになるのか。
私も日頃発信しているテーマではありますが、何かを届ける立場の方々、私もエコノミック作家として、永遠の課題です。
#この本は是非読んでみてください #ほんとに面白い本なので