エコロギーカンボジア人スタッフさんにインタビューをしました!
こんにちは😄インターン生の千夏です!
今回は、エコロギーのカンボジア人スタッフさんたちをご紹介します👏
エコロギーのカンボジア拠点では、カンボジア人も数名一緒にお仕事をしてくださっているのですが、今回は、サルンさん(写真右前の男性)とチャンティさん(写真左前の女性)のお二人にインタビューをさせていただきました!遠く離れたカンボジアにいるスタッフさんとも、こんな風に話せるなんて、改めてZoomに感謝ですね!
はじめに簡単なお二人のプロフィールを!
サルンさん
エコロギー歴は2年ほどで、主にプノンペンでコオロギの飼育管理やコオロギ農家さんとのコンタクトなど生産現場のマネージャー的な役割を担ってくれています。また、二人のお子さんのお父さんでもあり、とても頼もしいスタッフです👨
チャンティさん
エコロギー歴は1年ほどですが、コオロギの加工場(乾燥させたり、粉末にしたり)の管理をしながら、クメール語⇄英語の通訳や資材の発注など、CEO葦苅さんや現地の他の日本人スタッフの秘書的な役割も担う、キャリアウーマンです👧
それでは、インタビューに移っていきましょう!
はじめは、お二人が仕事をする上で大切にしていることや意識していることを聞いてみました。
サルンさん:
他のエコロギーメンバーや農家さんなどとコミュニケーションをよくとって、協力することでしょうか。タスクやゴールを共有して、みんなで協働することを意識しています!
チャンティさん:
(コオロギの加工は)料理をするのと同じだと考えています。なので、加工場をきれいに保つなどの衛生管理は特に意識しています。あとは、仕事を面白いと感じられることも大切ですね!
どんな仕事においても大切にすべきこと、仕事によって特に大切にすべきこと、それぞれ意識していて素敵ですね✨続いて、葦苅さんや他のスタッフさんなど「日本人と働く」ということについて聞いてみました!
—日本人(自分とは違う国の人)と一緒に働いてみてどうですか?
サルンさん:
エコロギースタッフの皆さんと働けること、とても嬉しく思っています。私は10年ほど前に日本に一度行ったことがあるため、もともと少し日本について理解があったこともありますが、(日本人とは)働きやすく感じます!
チャンティさん:
私は、日本人と働くことは初めてでしたが、外国人と一緒に働きたいと思っていたので、エコロギーに参画することができて良かったです。日本も好きなので、いつか行ってみたい!
うれしいですね😊少し話は変わって、コオロギ食について。
—そもそもカンボジアでは、コオロギというのは一般的に食べられているものなのでしょうか。
サルンさん:
そうですね。カンボジアではいろんな昆虫を食べます。コオロギもそうですし、バッタ、カエルなどなど・・・
チャンティさん:
カンボジアでは、コオロギはスナックとして食べることが主流ですが、エコロギーで働き始めてから、コオロギはスナックとしてだけではなく、食事としても用いることができることを知りました。栄養価が高く、環境負荷が低いコオロギが、今後ますます食事に取り入れられるようになれば良いなと思います!
—日本人にとって、コオロギ、昆虫を食べるということはまだまだ抵抗が大きいのですが・・・。今後、それを克服するための何かアイデアはありますか。
チャンティさん:
コオロギはさまざまな食品に使えること、スナックはもちろん、4psさんで提供しているようなエコロギーのコオロギを使用したピザだったり、そういったものを宣伝していくとかですかね。あとは、私たちがお手伝いします!!昆虫はまだどこか汚いイメージがあるかもしれませんが、エコロギーが処理して、作ったコオロギ製品はきれいで、安全で、高品質です!と伝えます!!(笑)
頼もしい!!ありがとうございます。
ところで、気になっていたたのですが・・・実は、今回のインタビューすべて英語で行っているのですが(私もクメール語は話せないので😂)お二人とも、とても英語がお上手なんです。カンボジア人はみんな英語が話せるのか・・・?それともこのお二人が特別できるのでしょうか・・・?
サルンさん:
私は、大学や大学院など、学校での学習を通じて英語を学びましたが、まだまだ学習中です(笑)
チャンティさん:
カンボジアでは、高校から英語の学習が始まりますが、英語の授業時間は多くないため、他の学校(語学学校など)やいろんな場所、先生のところへ自ら学びにいく必要があります。また、カンボジアは英語が公用語ではないため、あまり話す機会がありません。なので、外国人などが話す英語からきれいな発音を学んでいます。
サルンさん:
今、こうやって英語で会話をしながら仕事をすることも英語の学習に繋がっています。以前、英語は上手ではないけれど、一生懸命話そうとし続ける日本人にお会いしたことがあります。彼女のように、完璧でなくても積極的に話す姿勢は大切だと思いますし、私自身もそれを意識するようになってから、英語力が伸びた気がします!
なるほど・・・とても参考になりました!
最後に、エコロギーのタケオ(カンボジアの地名)拠点の立ち上げについて伺いました!エコロギーは現在、首都プノンペンを拠点にコオロギの加工等を行っているのですが、まもなくタケオに拠点を移転する予定です🏠
チャンティさん:
とても楽しみです!タケオは都市部から離れているため、プノンペンのようにたくさんの働き口はなく、男性はもちろん、女性も多くは中国系企業の工場に勤めています。コオロギの生産は、自宅の軒先で簡単に行うことができるので、子どもの面倒を見ながら在宅でもできますし、副業として彼らの収入安定にも貢献します。エコロギーがタケオに拠点を移すことは、彼らにとっても、私たちエコロギーにとってもプラスなことだと思います!
サルンさん、チャンティさん、ありがとうございました!とっても前向きで楽しく、仕事に対してはすごく真面目な様子が、お話をしていてひしひしと伝わってきました!お二人の存在は、エコロギーに欠かせませんね😉🌟今後の活躍にも乞うご期待です!
また現在、エコロギーではカンボジア現地でカンボジア人スタッフと一緒にコオロギの生産/加工管理などのマネジメント業務を行う学生インターン生を募集しております。サルンさんやチャンティさんと一緒にカンボジアにおけるインターン活動に関心のある方は、ぜひお気軽にご連絡下さい。
■お問合せ先
info@ecologgie.com
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回もお楽しみに〜😊
インターン生・ちなつ