初心者向け実践FX講座2022.4(3)
トレードに役立つコラムや用語解説、FXのお得情報や普段の生活で知っておきたいニュースなど、さまざまな話題についてお伝えしていきます。
今週のピックアップニュース：2022年4月14日 東北新幹線全区間での運転再開
3月16日に起きた震度6の地震で脱線し、復旧作業を続けていた東北新幹線が、4月14日に全線での運転を再開しました。
当面は徐行運転区間もあるため臨時ダイヤとなりますが、JR東日本ではGW空けの通常ダイヤへ戻すことを目標に引き続き復旧作業を行っていくそうです。
全線再開が伝えられると、予約サイトがアクセス集中で繋がりにくくなるという障害が発生しましたが、これも再開を待ち望んでいた人の多さを物語っていますね。
脱線から約1ヶ月での運転再開は異例の速さであり、復旧作業の迅速さに称賛が集まっています。
FXコラム：円安20年ぶりの水準に
先月の「連続指値オペ」から加速した円安ドル高の動きは、利上げの姿勢を見せるアメリカと金融緩和を続ける日本の差が浮き彫りになり、とどまるところをしりません。
13日の為替市場では1ドル126円台という20年ぶりの円安水準まで値下がり幅を広げました。
コロナ後の経済回復と、ウクライナ情勢による原油価格の高騰など、複数の事案が絡み合い、先行きが不透明な現状となっているため、円安が止まる時期の判断はさらに難しくなっています。
FXの基礎知識：天井と底だけではないトレンド変換の見極めに役立つ「ソーサートップ・ソーサーボトム」
ソーサートップ・ソーサーボトムの「ソーサー」は、コーヒーカップの受け皿の事。
ソーサートップはアップトレンド天井に達し、緩やかな横ばい状態の型を言い、ソーサーボトムはダウントレンドの底値圏に達し、緩やかな横ばい状態の型を言います。
ソーサートップとソーサーボトムの出現は、トレンド転換する可能性が高いです。
高値圏の天井と安値圏の大底で現れるソーサートップ・ソーサーボトムの他に、トレンドの中段でもソーサートップやソーサーボトムが現れることがあります。
これはトレンド継続中の押し目や戻りのサインです。
トレンド方向と矛盾しないソーサーが出たら順張りを狙い押し目買いや戻り売りとしてエントリーをします。
詳しい活用方法はこちらの記事を参考にしてください。
→ソーサートップ＆ソーサーボトムのチャートパターンhttps://wp.me/paAhJs-YW
FX用語解説：サイコロジカルライン
投資家の心理を数値化しチャートにラインで表示するサイコロジカルライン（Psychological Line）。
相場参加者の心理を表すラインと言われています。
値幅を考慮に入れないため、取りこぼしや間違ったサインの認識もあるため、他のインジケーターと併用するとさらに精度が上がります。
FX用語の学習に便利なアプリもぜひダウンロードしてみてくださいね！
→FX用語集
→ウェブ版はこちら
読者からの質問コーナー：Q．損切を行わなかったらどうなるの？
FXで大事なのは利確と損切のタイミングです。
損失が発生した時、ついつい待てばリカバリーできるかもと思ってしまいがち。
でもそのまま損失を放っておくと、最終的には強制ロスカットのリスクがあります。
また、マイナスのまま保有しているポジションをそのままにしておくことで使える資金が減り、結果的にチャンスを逃すことにもなりかねません。
トレーダーとして、損切りしたくなくなるのは当然の心理です。
しっかりと損切りできるようになるために自分なりの損切ルールを決めて、それに従って損切りする勇気を持ちましょう。
来週の注目経済イベント
4月19日(火) 米 住宅着工・許可件数、豪 RBA理事会議事要旨 4/5分
4月20日(水) 米 中古住宅販売件数・ベージュブック、欧 貿易収支、日 通関ベース貿易収支、加 消費者物価指数
4月21日(木) NZ 消費者物価指数
4月22日(金) 米 製造業PMI、欧 製造業・サービス業PMI、日 消費者物価指数、加 小売売上高、英 製造業・サービス業PMI・小売売上高
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編集後記
経済復興のキーと言われていたGOTOキャンペーン。
感染者数の増加への懸念から、GOTOトラベルは各地域の状況に応じ、いくつかにブロックに分けて補助を行う「ブロック割」に。
そしてGOTOイベントは「イベントワクワク割」として、ワクチン接種や検査証明が前提となる割引を検討しています。
ワクワク割はまだ開始時期は未定となっていますが、対象イベントは音楽コンサートやスポーツ観戦だけでなく映画や遊園地にも適用される見込みです。
これなら旅行に行かない人でも利用機会はじゅうぶんありそうですね！
消費者はお得に、そして主催側は集客が期待でき、どちらもWinWinとなるので上手に活用していきたいですね。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の発行もお楽しみに！