withコロナ時代の旅行を考える
先月下旬、9月のシルバーウィーク。
世間を騒がせたニュースは多々ありましたが、気になったニュースは様々な観光地の人出がとても多かったってこと。
京都や箱根など有名な観光地から、都内や神奈川県などの大きな遊べる公園も含めて人が多かったようです。場所によっては、GWやコロナ流行前よりも多かったという話も聞かれました。
かくいう自分も、9/22(火祝)に長野にふらっとお出かけする予定でした。
今までの新幹線の混雑状況なんかを見ていれば、全然問題ないだろうと思い、かなり前から新幹線の割引きっぷを買っていました。
しかし、連休中の人出を気にして、ふと帰りに乗車予定の新幹線の空席状況を見ると、自分の前後・左右の席を含めて埋まっていて、ほぼ満席!!
これでは・・・
ソーシャルディスタンスも保てないし、そもそも窮屈な状況になるし・・・
ということで出かけるのをやめました。
今まであんなに新幹線空いていたのに・・・
連休って怖い。天気もそこまでいい予報ではなかったのに・・・
そして10月に入って、GoToキャンペーンで東京発着分も対象に。
時間帯によってはほぼほぼ、いつもの人出に戻ってきたって感じですよね。
さてさて、
今回はこのニュース・事態を取り上げて、批判的な話をするのではありません。
これからの時期どうやって、
「旅行したい」
「どこか遠出したい」
を、コロナの感染予防をしっかり行いつつ、どう行動・判断していくかということを考えなくてはいけないという話をしたいと思います。
専門家ではありませんが、2~9月までの間、何度か旅行や鉄道の状況を見てきた自分なりの推察から、これからの旅行するにあたってのポイントを上げていきたいと思います。
このため、バス旅行、マイカーでの旅行や飛行機での旅行は想定してませんので、予めご了承を。
(1)行先の選択
・原則として行きたいところを選んでOK
・行きたい場所のエリアのコロナウィルス感染拡大状況を見ておく
だって、そこに行きたいからこそ旅行をするわけですからね。
ただし、人が集まりやすい場所に行く際は、日程を調整したり、行く時間帯を変えたり、そこまで行く交通手段をどう選ぶか、よく吟味することが大事です。
この先の項目とも関連していくので、それと合わせて考えてみましょう。
(2)日程の選択
・連休は避けること
・平日を選べるなら平日に行くこと
遠方に行く場合にどうしても連休じゃないと動きづらいっていう話もありますが、9月のシルバーウィークは、9/19,20,21,22と4連休が続いたことで、各地の人出が大変なことになっていました。
天気がそこまで良くなかった上に、台風があったにもかかわらず・・・
特に連休最終日の夕方の新幹線や特急列車は混雑した列車も多かったとか。
テレビのニュースやワイドショーでも、高速道路の渋滞の話が取り上げられていましたよね。
しかしながら、次の週末や前後の日程については、あまり人出は多くなかったようです。
明確なソース、情報や統計がまだないので、説得力に欠けるところはありますが、連休に比べれば、土曜日が仕事だったり、月曜日など仕事に行かなくては行けない日がすぐ間近なのであれば、旅行や遠方へのお出かけをしないって人もいるでしょう。
(3)交通手段の選択
・空いている時間帯・車両・列車を選ぶ
・きちんと車内消毒を行なっている特急列車や新幹線の利用
・駅での乗換回数はなるべく減らす
1つ目の項目については、様々な鉄道会社の車内や広告表示でよく見る文言。
「できるだけ空いている車両、できるだけ空いている時間帯を利用しましょう」
車内アナウンスや発車案内の掲示板などに流れるメッセージを、駅で聞いたり見かけたりしたことでしょう。
空いている時間帯とは…と考えると、列車や地域差はあるものの、朝早い時間の列車や10時を過ぎた後の昼前〜昼前後の列車が比較的空いていることが多いです。
どうしても朝8~10時の電車比較的混みがち。
また、夕方の電車も向かう方向によっては混雑しがちです。
また新幹線や一部の特急電車は、混雑がしがちな時期は臨時列車が出たり、同じ停車駅の特急や新幹線でも、8時は10両編成だったけど、9時は16両編成だったとか、結構な違いがあります。
一部の時刻表には、電車の長さが書いてあります。
また臨時列車については、ほとんどの時刻表に記載があります。
もうそこまで話を細かくしていくと、noteで語る話の域を超えそうなので、また今度にしようと思いますが・・・
そして、2つ目。
毎日走っている特に特急や新幹線では終点の駅で車内清掃を行なっています。
5~6月頃ニュースで何度か話題に上がったのは、車内のつり革などの消毒作業を徹底して行なっていますというニュースや動画。
いくつか見たものの、結構細かく頻繁に車内消毒をしているのは新幹線。
(もちろん他も列車や交通機関が消毒をこまめにしてないよって意味じゃなく、ニュースに上がってないので、知らないだけです。知っている人がいたら教えて・・)
駅での車内清掃作業に加えて、車掌さんがアルコールスプレーを持って歩き、列車の走行中に人が触れやすい場所を消毒してくれているようです。
こういった点から、比較的安心できるのは新幹線ですが、きっと他の列車についてもしてくれているだろうから、安心して乗りたいところです。
ただし、各駅停車や、始終点の駅での車内清掃がない通勤電車については、基本的に車庫に入らないと消毒作業ができないので(ダイヤなど時間の関係上)、自分たちが乗る時には、気にしておきたいところですね。
そして3つ目。
駅での乗換のときが一番人が密になりやすいですね。
特に階段・エスカレーター、改札口など。
もちろんある程度空いてから、移動するというのもありです。
ただし毎回毎回そういうわけにもいかないので、なるべく乗換回数を減らし、人とのすれ違いや密集・密接を避けるように、交通手段や乗換をする際の構内の移動ルート考えるのがいいかと思われます。
って・・・ここまで書いてきましたが、かなり抽象的な話ですみません(笑)
新型コロナウィルスの感染状況も、今後季節が寒くなってくるにつれて、きっとまた感染者数が増えたり、重症患者が増えたりというケースも想定されるでしょう。
なので、ここまで書いた情報はあくまで参考で。
ただ、やっぱり外出自粛できなかった、出かけざるをえなかったって人もいると思うので、感染者数が減ったとしても、個々にしっかりと感染防止対策は怠らず、そしてそれに伴う出費はある程度覚悟した上で(お金にケチケチせず)、日々の暮らしを充実していきましょう。