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同窓会

40になる年に、突然中学時代の同窓会のお知らせが届いた。

卒業以来、一度も開催されたことはない。個人的に仲の良かった数人で集まることはあったかもしれないけれど、それも疎遠になって20年以上は経っていると思う。

成人式は大雪で参加できず、写真だけで終わってしまったので誰にも会っていない。そもそも、卒業以来一度も同窓会がなかった時点で、それほど仲が良い学校(メンバー)ではなかったことが窺える。

私は迷わず欠席。

だいたい会費1万円ってナニ?高すぎやろ。

どうやら幹事は外部の代行会社に依頼したらしく、ご立派なHPができていて、参加者が確認できたりメッセージが入力できたり当日の写真がUPされていたので、興味本位でログインしてみた。

当時の面影そのままの人、太った人、痩せた人、残念になった人など様々。中には綺麗になっていて一瞬わからなかった人も!女性は特に変わっている人多め!学生時代は目立たなくても、すごく垢抜けてステキになっていたり、格好良くてモテていた人が太って冴えないおじさんになっていたり、本当に人生分からない。

ひとつ分かったのは、出席者はほぼ皆んな既婚者だろうということ(^◇^;)

40というひとつの節目で、人生そろそろ後半戦ってところで同窓会を開催したくなる気持ちもわからなくはない。だがこれこそが同窓会の罠。現状に満足している人々の自慢大会、他人に興味津々でお互いに探り合う、それが同窓会。

まったくノリ気がしない。

自分が未だ独身実家暮らしなのもあるけれど、夫が…とか子どもが…という興味のない話にずっと愛想笑いで相槌をうつ苦痛な時間なることが容易に想像できる。そんな半端ないストレスに自ら身を置きにいく必要はない。

結果、同窓会は行くべきではない笑。

後日HPにUPされた写真を見て、心底そう思ったのであった。

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