旅とDIY、子どもと自然=私?「冒険を日常に」をモットーに生きる
「子どもたちには、教科書に載っていない学びを与えたいんです。」
そんな思いから、私は日々の暮らしに冒険とDIYを取り入れています。
思い返せば、私の原点は小学生の頃。友達と木の上に秘密基地を作ったり、空き缶を叩いて自作のキャンプ用品を作ったりしていた頃です。あの頃から「自分の手で何かを作ること」の魅力に取り憑かれていました。
大人になってからは、自分の家庭を持ち、二児の母として毎日奮闘する中で、またその感覚を思い出しました。週末には子どもたちと森に出かけ、キャンプ場で火を起こし、自作のテントを張る。その過程で彼らに「自分でやってみる楽しさ」を感じてもらえたらと思っています。
20代の頃、私は大手広告代理店で働いていました。競争が激しい業界で、終電間際まで働くことも少なくありませんでした。その中で得たスキルや人脈は確かに大きな財産ですが、それ以上に気づかされたのは「自分の人生は、自分でデザインする」ということ。
30歳を目前にした頃、子どもが生まれたことをきっかけに、私は会社を辞め、フリーランスとしての道を選びました。「家族との時間を大切にしたい」と思ったその選択は、多くの人にはリスクと映ったかもしれませんが、私にとっては希望の扉でした。
ホリエモンの「3つのタグ」の話をご存知でしょうか?「100分の1」の特性を3つ掛け合わせれば「100万分の1」になるという考え方です。私もこれを実践してみました。
① DIY愛好家:使い古した家具をリメイクして新しい命を吹き込むのが得意です。
② 旅好きママ:年に数回、家族で全国のキャンプ場を巡っています。
③ エシカルライフ提唱者:環境に配慮した暮らしを心がけています。
これらを掛け合わせると「旅するエシカルDIYママ」。一見地味ですが、このタグを生かして子どもたちに「創ること」「考えること」の楽しさを伝えたいと思っています。
お金になるかどうかではなく、「やりたい」という気持ちを軸に行動する。それが私のポリシーです。子どもたちが泥だらけになって秘密基地を作るのも、家族でキャンプを楽しむのも、すべては「今しかできない冒険」。
これからも「冒険を日常に」取り入れ、豊かな暮らしをデザインしていきたいと思います。