YES 来日公演 2024 セットリスト予想
YESが2024年9月に来日公演を行うことが発表されました。東京3公演、仙台1公演、名古屋1公演、大阪1公演の全6公演です。
中でも注目は仙台公演でしょう。YESが仙台でライブをやるのは1994年以来30年ぶりとなります。
現在のYESのメンバーは以下の5人です。
Steve Howe (Guitar, Vocals)
Geoff Downes (Keyboads)
Billy Sherwood (Bass, Vocals)
Jon Davison (Lead Vocals, Acoustic Guitar, Percussion)
Jay Schellen (Drums)
Chris SquireもAlan Whiteも亡くなり、オリジナルメンバーは1人もいませんが2022年の来日公演ではSteve Howeが絶好調ですばらしい演奏を聞かせてくれました。
今回は2023年9月から行っている「THE CLASSIC TALES OF YES TOUR」の一環としての来日公演となります。
セットリストはほぼ固定です。変化は2023年は1曲目が「Going For The One」でしたが、2024年は1曲目が「Machine Messiah」に入れ替わったこと。
そして2023年は途中休憩なしでしたが、2024年は途中休憩ありの2部制になりました。それにともなって曲順が若干変更されています。
Machine Messiah
It Will Be A Good Day (The River)
Going For The One
I've Seen All Good People
America (Instrumental)
Time And A Word
Don't Kill The Whale
Turn Of The Century
South Side Of The Sky
Cut From The Stars
"Tales From Topographic Oceans" Medley
The Revealing Science Of God / Dance Of The Dawn (extract)
The Remembering / Hight The Memory (extract)
The Ancient / Giants Under The Sun (extract) = Leaves Of Green
Ritual / Nous Sommes Du Soleil (extract)
Roundabout(アンコール)
Starship Trooper(アンコール)
「THE CLASSIC TALES OF YES TOUR」とツアータイトルに"Tales”という単語が含まれていますが、今回のツアーは『Tales From Topographic Oceans』からのメドレーが目玉となります。
『Tales From Topographic Oceans』(1973年)は全4曲で約80分あるのですが、1曲を5分ぐらいに短縮した約20分のメドレーになっています。
setlist.fmで調べてみたところ、以下の7曲がYESの来日公演としてはライブ初披露のようです。
Time And A Word ※ABWHの来日公演で演奏
America (Instrumental)
The Remembering / Hight The Memory (extract)
Going For The One
Turn Of The Century
It Will Be A Good Day (The River)
Cut From The Stars
2ndアルバム『Time And Words』(1970年)から「Time And A Word」、Simon & Garfunkelのカバーでコンピレーションアルバム『The New Age Of Atlantic』(1972年)に収録された「America」、『Tales From Topographic Oceans』(1973年)から「The Remembering / Hight The Memory」、『Going For The One』(1977年)から「Going For The One」と「Turn Of The Century」、『The Ladder』(1999年)から「It Will Be A Good Day (The River)」、そして最新アルバム『Mirror To The Sky』(2023年)から「Cut From The Stars」です。
「Time And A Word」「America」「Going For The One」「Turn Of The Century」あたり、意外とYESの来日公演で披露したことないんですね。
Steve Howeがリーダーになってから「Owner Of A Lonely Heart」をやってないのはいつものことですが、名盤『Close To The Edge』(1972年)から1曲もやらないなど、かなり攻めたセットリストと言えそうです。
それでも魅力的な曲ばかりです。何度もYESのライブに行っているファンも新鮮な気持ちで楽しめそうです。