電子レンジでチンは冷めやすい
単身者や忙しいママたちには欠かせないお助けアイテム
電子レンジ!
最近ではより性能が上がり、冷凍肉・刺身などの解凍もでき、ひと昔は難しかった牛乳の温めも簡単にできるようになりました。
しかし、最近の電子レンジでも、解決できない問題があります。
それは、レンチンした食品は冷めやすいことです。。。
実験
肉まんを蒸し機で10分蒸した場合と50秒レンチン(ラップで包む)した場合では、
出来上がりの温度はほぼ同じなのに、そのまま放置しておくと、電子レンジで加熱した肉まんのほうが早く冷めてしまいます。。。
電子レンジの仕組みが関係
なぜ、電子レンジの方が早く冷めてしまうのか。。。
それには電子レンジ特有の温め方が関係しています!
電子レンジのスイッチをオン!にすると、マイクロ波が食品中の水分子を振動させ、動きまわらせます。
その摩擦熱によって温度が上がり、食品が温められるわけですが、マイクロ波のエネルギーで活発になった水分子の一部は、食品から外へ飛び出すと同時に、熱を奪い去ってしまいます。
蒸し器の場合
蒸し器の場合は、蒸気で温めるため、肉まんの加熱とともに、「加湿」もされます。
食品が温まったり冷めたりするときは、温められた水分が多いほど冷めにくく、少ないほど冷めやすいという性質があります。
それで、電子レンジで調理すると、水分が飛び出してしまう分、覚めるスピードも早くなるというわけです。