計算ができない!の教え方~計算~
計算に必要なのは情報を並べ替える力
数字と記号を記憶する
まずは数字や記号を記憶することができなければなりません。
5+2= では、2つの数字(5、2)と1つの記号(+)の計3つの情報を記憶します。
お子さんが、いくつの情報を記憶できるか確認してみましょう!
【記憶テスト】
①「1、3」「8、7、2」「5、1、9、6」と、数字を口頭で伝えて、復唱できますか?
②「9、4」「2、8、5」「7、1、6、3」と各々書いた紙を5秒間見せて、書かれていた数字を答えることができますか?
①も②もできる場合…
計算課題に取り組む準備ができています。
①はできるが②はできない場合…
視覚情報の記憶が苦手である可能性があります。
口頭で計算問題を伝えたり、『ひっ算ノート』というアプリを活用することで計算ができるようになる場合があります。
①はできないが②はできる場合…
聴覚情報の記憶は苦手ですが、視覚情報は記憶できます。
単純な計算はできても、文章問題や口頭での質問には答えられない場合があります。工夫次第で苦手は克服することができます。
①も②もできない場合…
短期記憶の苦手が強いようです。
記憶を必要としない方法で計算を促す必要があります。
記憶力を高めるトレーニングにも取り組んでみましょう。
数字を数情報に変える
次に、数字を数情報に変換できるかを確認しましょう。
5+2= を ○○○○○と○○ に変換してもらいます。
これができれば、この工程はクリアです。
数情報を操作する
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