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長女、かちかちに緊張する。

お正月も無事済んで、普通の毎日が戻ってきました。
でも、最近やたら三連休が多いです。
長女の通う生活介護では、20歳になるメンバーがいるので、そのお祝いの会をささやかに、開催することになりました。
そして、その会で、お祝いの言葉を代表で言う役に、長女が選ばれました。

長女は、字は読めないのですが、簡単なお話はできるので、発表役に選ばれたのではないかと思います。
そして、ひらがなで書かれたお祝いの言葉を持って帰ってきました。
ひらがなでも、読めないし。
練習させるのもかわいそうだし。
だって、代表に選ばれたってことだけで、もうがちがちに緊張しているのだもの。
もうこれ以上プレッシャーはかけられないわ。

次の日朝起きてきても、口数少なく。
なんだか、うつむき加減でいつもの、にぎやかな長女とは別人のようです。
それが、また、次の日も続き。
すこおし、心配になってきました。

静かで、とてもいいのですが、なんだか少し気になります。
そして、体にも変化が。
毎朝あった排便がストップしました。

まあ、これは、飲んでいるお薬の量が増えたので、その副作用かもしれません。
次の診察の時にドクターに相談しないと。
どうしても、精神科のお薬を飲んでいると、便秘になりやすいのです。

そして、いよいよ、「20歳をお祝いする会」が開かれました。
カチコチの長女、無事大役を果たせました。
帰ってきて、一言。
「あー、きんちょうした。」

今日の連絡帳には、とても上手にお祝いの言葉を言うことができ、沢山の人にほめられたと書いてありました。

よかったね。
沢山の人にほめられたんだね。
ほめられる体験が、できてよかった。
ほめてもらうとうれしいですよね。

そして、ウォーキングで、どんど焼きのやぐらを見に行ったそうです。
十メートル以上の高さに積み上げられた、たぶん都内最大のどんど焼きです。

そして、今日の生活介護はお楽しみ会。
お汁粉を食べて帰ってきました。

長女の緊張が、母にも伝わってしまいました。
ということは、母の緊張が長女にも、ドドンと伝わるってことですね。
なんだか、老障介護というより、チームという感じです。


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