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困ったときのリーアム・ニーソン
昨日今日、3月とは思えないほどの暑さ。
私の感覚過敏は、温度にもいえて、20度超すとだるくなり、25度超すと倒れる。
23度などという気温では、息をするのも苦しくだるい。
もうすぐ50歳の誕生日を迎える長女は、変化が苦手で、季節の変わり目になっても、なかなか、薄着にならない。
今日はやっと何とか、耳当て付き暖かニット帽と、フリースのネックウォーマーをはずすことができた。
手ごわい抵抗があったものの。
あとは靴下2枚履いているのを1枚にさせて、チョッキ2枚を一枚にさせないと、顔真っ赤で汗だくだくになってしまう。
それでもなかなか薄着になってくれない。
昨日着ていたものを、今日変えるということが難しいのだ。
ああ、暑い。
昨日は月に一度の私の通院。
主治医とお話。
長女が50歳になることを話し、私もよくやってきたと思うと言ったら、
「私はあと2週間で、87歳になるんだよ。」と主治医が話し出した。
「あなたは、100歳まで生きるから大丈夫だよ。」と私に言う。
嫌だよ。100歳まで生きるなんて。
なにが大丈夫なんだよ。
と思ったが、ふと考えたら、あとたった25年間で100歳になるのだ。
25年なんてすぐだから、本当に私100歳まで生きるのかもしれないなどと思えてきた。
主治医は、週に2回バトミントンをして、週に2回ジムで走っているのだそうだ。
「だいじなのはねえ、自然体。それと持久力。ふ。ふ。ふ。」だそうだ。
それならば、私も週に一度のプールを2回にしようかな、なんて本気で思ってしまった。
まんまと主治医にまるめこまれて、ほめたおされてしまった。
障害者の母を元気にする名医。
暑い、暑いし。
長女は誕生日が近くて興奮気味だし。
どれくらい興奮しているかというと、親指のささくれむしって、血がだくだくするくらい。
100歳まで生きるとしたら、せめて、穏やかな日々であってほしいわ。
温暖化もやめてほしいわ。
誰か助けて。
そういう時は、助けを呼ぼう。
困ったときに呼ぶのは、バットマン?
でも、マイケル・キートンとロバート・パテインソンが一緒に来てしまったらどうしよう。
困ったときは、絶対この人。
助けてくれる。
困ったときは、リーアム・ニーソン。
絶対裏切らず、助けてくれるのだ。
今日みたいな暑い日は、これ。
「アイスロード」
いっぺんに冷やしてくれる。
薄氷を踏むような私の生活だけど、それを超えるのがこの映画。
4月の湖を(そろそろ氷が解け始めている)巨大な装置を運んで、鉱山に閉じ込められた26人を助けに走る。
氷にはひびが入るし、悪党が出てきて邪魔するから闘わなきゃならないし。
でも、大丈夫、リーアムニーソンだから。
私より、4歳若いだけ。みんな元気だわ。
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ジョナサン・ヘンズリー監督
2021年
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