母親の気持ちも現実逃避の満たされない感覚も、分かるような気がするので。
朝出勤前にこの未完成でまだ救われていない作品を読んでしまうなんて、わたしも相当疲れてるな~と感じています。
恋愛小説を書きたいという思いで創作大賞の作品を読んでいて、今までで一番続きがどうなるのか気になりますね。
暴力も原因の一つで離婚したわたしにとっては、主人公の紡希のようなマゾな性癖なんてもう勘弁して!無理!と思ってしまうのですが、会えない間に自分の体についたミミズバレを愛おしく感じている気持ちは、愛する人から貰ったものを身につけていて幸せな感覚と似たようなものだと思うのです。ただこの紡希と先生の関係ならそういうものは簡単には得られないのだろうけど。
紡希は母親の過干渉にずっと従っていた生活をしていて、そこからやっと抜け出して、寂しさから抜け出す為にパパ活をするのだけれども、わたしにとっては母親としてダメだと分かっていても、この過干渉の気持ちもわかるような気がして…
楽なんですよね。子どもが思い通りに動いてくれること…ダメだとわかっているのに。
まぁ今となっては毎日帰りの遅い子どもに悩まされ、完全に思い通りでは無いですが。
現在、4話まで読み終わって、紡希が楽しかったテーマパークの思い出を一人で振り返っているところ。
ちょうどわたしの娘も、小さいころどこへ行ったとか、一緒に観てた好きだったアニメの話とか、楽しかった記憶を話してくれる。わたしにも経験があるけれど、今が辛い時に子供の頃や、過去の楽しかったことを話したりもう一度体験したりすることは誰しもあるものだからね。
わたしは自分の子どもに対して、ここまで過干渉ではないと思うけれど、こうやって母親のわたしに話してくれるのだから、まだ毒親までには行かないだろうなぁとおもっています。
で、紡希の話に戻るけれど、周りの人の「普通」に憧れてる部分もありながらも、「普通」と違うことをやってしまう。
先生とはもう会わない方がいいのだろうけど、会う事、期待しちゃうんだよな〜。
第1話の続きはこちらになります。