不思議ちゃん曲を追いかけた四半世紀
わたしはこれまで年代別に聴く音楽のジャンルが変わってきました。なので好きな曲を選べとなればたくさんあって迷ってしまいます。
だけど、いつも好きだなと思って聴いてた曲の中には、音楽雑誌には個性的な女性ボーカルの位置付けにあるものがほとんどだったので、今回はその中からスキなアーティイスト曲を、自分の年代別に紹介していきたいと思います。
それぞれの年代に不思議ちゃんアーティストやバンドがいらっしゃるので、これからこのジャンルで聴いてみたいと思う女の子には参考になると思います。
わたしの10代、20代、30代、それぞれ1曲ずつ紹介していきます。
身も心もロリータファッションに包まれていた高校生時代:Lady soul-ACO
高校生のわたしは、ドラマで放送されてた「おそるべし!!!音無可憐さん」の影響でロリータファッションにハマり、毎月CUTIEという雑誌を読んでいました。
ヴィヴィアン・ウエストウッドやMILKが流行った時代。ファッションブランドのことです。
欲しかったけれど、10万円もするロッキンホースなんて高校生の少ないお小遣いでは買えなかったし、アルバイトに許可がいるような高校に通っていたので、いつも雑誌を眺めるだけでした。
けれどCUTIEで連載されてた漫画を読んでいて、その中の主人公の女の子が自分でレースやビーズをつけて可愛らしい浴衣を作っていたエピソードをまねして、古着の浴衣やレースを使ってバッグを作ったり、中学の制服スカートを改造してふわふわさせたり、サンリオのキルトのバッグを持って友達と遊びに行ったりしていました。
そんな高校生時代によく聴いていたのが、ACOのアルバムでした。
ちょうど修学旅行の時期によく聴いていたので、修学旅行の思い出はこの曲が収録されたアルバムとともにある感じでしたね。
友達におすすめ曲CDを交換することがあって、ACOのアルバムを好感したことがあるのですが、友達から、「はむむちゃんってエロいね」なんて言われたこともあります。そんなに気にしていなくて、むしろエロいねと言われていっそう自分のCUTEさが増したような気がしたあの頃、若いですね~。
悲しみの中の甘い声バンド:Normal Days-DENALI
こちらは大学を卒業して、社会人になりたてのころによく聴いていた曲です。
大学生時代の彼氏の影響で、UKやアメリカのロックバンドのCDをたくさん買いあさっていた時代。この頃、輸入盤のアルバムが安いものは1200円~1800円で変えて、社会人になったこともあって同じアーティストのアルバムをタワーレコードやHMVで5~6枚大人買いしていました。がんがんポイント貯めてましたよ。
DENALIに出会ったのはこの頃発売されてた、「Rock Against Bush」というコンピレーションアルバムに収録されていたことがきっかけでした。
SUM41やGreenDayを目的として購入したのですが、1曲だけ女性ボーカルの曲が入っていたのがこの曲でそれがきっかけです。
それから、DENALIのアルバムを2枚購入して、この時代は小さいUSBのプレーヤーを持っていたのでそれでよく聴いていました。
どこかしらもの悲しさや凶暴さを感じる感じ、サッドコアというジャンルに入るそうです。
車の免許をまだ持っていなかったので、通勤は自転車→電車→自転車と自転車2台持ちで結構長い通勤時間をこの曲と一緒に過ごしていました。
自転車に乗って音楽を聴くことは今では厳しく取り締まりされていますが、あのころはよくやっていました。今思うと危ない行為でしたね。
この感じ、あのころを思い出す!:AM0:52-kiki vivi lily
この曲は結構最近で、ネットでDJプレイ配信をよく観るようになってからHIPHOPをyoutubeやSpotifyでもよくチェックするようになり、その中のおすすめで出てきた曲がきっかけです。
このミュージックビデオがかわいくて、何度も観ましたね。
この頃は他人のブログの記事を書くライターをやっていたころで、今のように曲を聴きながら作業を進めていて、タイトルどおり0時52分をまわることが多くありました。その時間帯に聴くのがベスト。
前述したように20代は美メロロックばかり聴いていて、DENALI以外は女性ボーカルの曲をあまり聴いていなかったので、10代のころの不思議ちゃん好きを思い出すんですよね。
おなじkiki vivi lilyの曲で、80denierという曲もあるのですが、
タイツの厚さにこだわる感じ、わかります。
60デニールはちょっと薄くてワンピースには合わないし、110デニールは真冬は暖かいけど分厚すぎるんですよね。
「ひまわり」というふるーい洋画で、ヒロインのソフィア・ローレンが演じるジョバンニが、ひまわり畑の中で緑色のワンピースに朱色のタイツで登場するのですが、
それにあこがれて、わたしも20代前半は朱色のタイツをよく履いていました。
スキな曲はたくさんあるのですが、どれもいろいろなシーンを思い出すというか、彩る曲となりますね。
紹介する度にその頃のことが語れますが、やっぱり今でも不思議ちゃん曲は出会ってしまうのです。