針の充足
最近は、一滴 また一滴 と雫が垂れるのを
眺めているような日々を過ごしている。
仕事がある日は仕事へでかけ、そうでない時は、たった一人で自分の時間を満たしている。
私は、なんらかの創作をしたくてうずうずしているのだ。
実際に手を着けているものは、あるにはある。
だけど、果たしてそれが自分にしっくりくるものかどうか、経過を見守っていく必要がある。
むしろ、その工程を味わえているかどうか。
大事なのは、そこではないだろうか。
針と糸をつかう創作。
進んでいるのか進んでいないのか
わからなくなるほどの
ちいさな ちいさな ひと針を
また 一滴 また 一滴
と。
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