ゾンビ・マネー
目的が手段になっている。
目的と手段の混同と言えばイイだろうか。
そういうチチュエショーンに
遭遇することがある。
私には耐え難いチチュエショーンである。
そんな時私は口数が少なくなり
最終的に話を聞いているだけになる。
こんな時は
意識を超現実世界に飛ばしてしまおう。
形而上的なものと形而下的なものは
分断されているようでいないのが
この世である。
目的を超現実化し
手段を超現実化することで
混同たる偏執狂性を
意識下でも潜在意識下でも
存分に味わおうではないか。
マネーが欲しいんです!と
この麗しき現実世界で
叫んでいるゾンビが迫ってくる。
国家からマネーを引っ張りたいんです!と
このファンタスティイクッな超現実世界で
もっとはっきりと声高らかに開き直って
喉から血が出るくらいに叫べば
手段が目的になることもあるのだろう。
朽ち果てるボデー!
形而上的なものと形而下的なものは
表裏一体であり
それは目的と手段のプロセスとは
全く異なるものであるが
形而下に囚われすぎると
存在は当然に形而上の領域へと移行する。
それはすなわち存在の消滅であり
ソンザイ・イギー・ポップの消失である。
すなわちグジョングジョンに歪んだ
ディストーションギターのノイズのような
人生で存在が終わることになるのだ。
目の前のマネーをただの紙と思い
火をつけ燃やし
目を閉じて心頭滅却し
ハートに火をつけることで
本来の現存在を取り戻す必要性があるのは
言うても言うまでもないことである。
キミはゾンビかイギー・ポップか?
それくらいはすぐにわかるぜぃ。
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