25歳からの働き方で仕事人生が決まる
仕事で爆裂的に成長できる期間は人生でとても短いと振り返って思います。25~30歳くらいまでの働き方がその後の30年の人生に大きな影響を及ぼします。そこで踏ん張れず、気がつけない人は「会社が悪い」と同僚と文句をいいながら定年まで過ごすことになってしまうこともあります。
私の場合は30歳くらいまでは自分のキャリアとか仕事なんて考えたことがなかったのですが、広告会社で中間管理職をはじめたあたりから「あれ?仕事って面白いかも」「仕事だけは続けられるかも」「管理職って難しいし、ちゃんとできている人って尊敬するかも」と思い始めました。
一方で仕事のできる人が周りにたくさんいるから自分の敵は自分になりました。「自分って仕事ができないかも」「仕事に向いていないかも」という気持ちと闘ってきたような気がしています。
自分が還暦になり、同級生のほぼ全員が役職定年したり、早期退職しているのを見るにつけて自分が現役でいられることは有難いなと思います。PRや広報の外からのサポートを30年以上やって経験を積ませて頂いていることはクライアントのお陰であり自分の心が元気だったからかもしれません。
ツールやデバイスは変わっても、「ヒトに良いものを言いたい気持ちを引き出す」「ブランドがもっているポテンシャルを外から最大限気づいて視覚化する、言語化する」ということがやるべきことだといつも思っています。
仕事の視座を上げるのはすぐにできないけれど、視座が下がる原因はすぐにわかります。他責です。「会社のせい」「上司のせい」「コロナのせい」という3つのコトバと思考をやめて、「全て自分で選んでいる」という気持ちで日々過ごしてみてください。25歳からの過ごし方が変わりますよ。ストレスも激減します。
「学生時代の友人と週末飲みに行ければそれでいい」とか「リモートだし適当でいいや」「早く帰れる会社がいいな」という生き方も全然アリです。そんななかでも自分にしかできないことは絶対あったほうがいいと思います。期待の上をいくことが仕事の醍醐。昨日まで全くできなかったことができるようになるのが仕事の醍醐味。読んで頂きありがとうございました。視座が上がると付き合う人も変わりますよ。