人のためにしていると自分に還ってくる
行きつけの花屋さんがこの1年劇的に安かったのは生産農家の存続を考えて流通を止めないようにしていたからだと伺いました。医療関係では歯医者さんに耳鼻科、小児科のクリニックの方も患者さんが減って固定費を払うのが大変と伺っています。英語教室も料理教室もオンラインだけだと難しいようです。このように私の周りだけでもかなりの方が2年前と同じビジネスをするのが困難な状況になっています。
バブル崩壊もリーマンショックも本当の不景気が来たのは実は2~3年後でした。直後に痛手を受けたのは不動産や証券会社など業界がとても限定的だったからです。景気とはヒトの気持ちに大きく左右されるものです。ワクチンを打ったあとに元に戻れない業界もあると思います。
収入が減って生き残りで大変な方も多いと思います。それ以外の方は何かを買う、テクアウトで食べるとか、応援とかではなくて投資だと思ってやりたいです。最近は人手に困っていた近所のカフェに有能なバリスタをご紹介しました。とてもイキイキと働く彼を見て店に行くのが楽しくなりました。これも私への投資。
目の前の方が「仕事を続けることが難しい」と思っていたら、お金は貸せなくても、そこの店やブランドのものを買うことはできます。もしその方が素晴らしいスキルをもっていたら仕事を紹介することもできます。人のために生きることはいずれは自分に還ってきます。
自分のコトだけ考える。自分の得だけ考える。自分の幸せだけ考える。人よりラクしながらなるべく多くのお金がほしいと思うのは誰でも思うこと。それも認めて今身近にある仕事が無くなる恐怖や不安のある方にぜひ寄り添ってあげてください。必ず自分が違うレベルにいけます。寄り添えないのは「余裕がない」のではなくて「個人主義」なんだと思います。
読んで頂きありがとうございました。コロナは命と健康の有難さ、親が育ててくれた苦労、お金を稼ぐ苦労をより感じることができるように神様がくれた試練。これをいい意味で活かしていきたいですよね。