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不安を捨てるトレーニングをする

「明日の社内プレゼンの反応」「夏休み中の仕事にトラブルがないか」「夏休みの天気はどうか」「20年後に給料がどのくらいか」「コロナが増えるのか」「家族の熱中症は大丈夫か」「クルマの保険代は上がるのか」。このようなことで日々頭がグルグルしちゃうこともあると思います。

これらは自分で考えても仕方ないこと。考えなくてよいことです。このような思考が整理できない、しかも悪いことばかりイメージしちゃうのは性格ではなく、思考のクセ。特に自分が悪く思われないようにしようとする防御反応です。

この場合無くする方法は一つ。「周りに感謝しかないのです」。自分に意識が行き過ぎないようにするには周りを気遣えばよいのです。明日のプレゼンの反応や自分の評価を気にする前に今まで教えてもらった先輩や上司に育った姿が見せられるな、有難いなと思うと頑張ろうと思えてくるし、不思議と穏やかになってきます。

コロナが増えているが、日本は清潔で正義のある医師や医療関係者がいてくれるから亡くなった方が少なくて有難い。医療関係者を守るためにはなるべく感染しないようにしようと思えると思います。

例えば。値上げ。食品メーカーは原価高でとても値上げを余儀なくされています。しかし欧米に比較して圧倒的に良いモノを安く出してくれているメーカーがいてくれるのは有難いこと。20年後にそれを美味しく食べ続けたいからむしろメーカーを応援したいとなという気持ちになると違いますよね。

自分に意識がいきかつ自分がいつも可哀そうになってしまうと全てのことを悪くイメージしがち。自分がいるのは周りのお蔭でありがたい、食べて寝て働いている毎日は素晴らしくて素敵なこと。育ててくれた両親、働いてからは周りに感謝していれば大概は毎日幸せでいられます。これが自分の心を守る最大の思考のクセを意識するだけで穏やかにたおやかに過ごせます。不安のない日々って有難いですよ。


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