井の中の蛙感を感じはじめたら
一度きりの人生、働き始めの三年を過ぎて必ず起こる、「ここにずっといていいのか問題」。これは誰でも通る道。会社によっては、三年に一度くらいの転勤や担当変更があるので気分転換できますが、それでも違う会社に行きたいとか、違うところで力を試してみたいは誰にも起こる感情です。
比較的安定しているメーカーの場合はついた上司により居心地は変わります。だから人事が全て。はないちもんめ的な年一回の人事異動が人生を決めてしまうんです。保険、証券、金融系の方は違う店に異動したとしても定年まではマニュアルとノルマの日々。自分なりのメソッドを見つけないと転勤生活が永遠に続きます。
広告代理店は時代遅れのパワハラ系クライアントのチームになり、何も言えない上司をみていると失望して違う場所に行きたくなることもあります。不動産や人材業界は景気の影響を受け過ぎるから、個人の頑張りとあんまり関係ないなと思いやる気がなくなってしまうことも。
45年の会社人生をずっと同じでよいのかは不安です。入った会社で定年まで辞めない選択もありですが、このままで良いのか、ここしか知らなくて良いのかと思う「井の中の蛙感」を感じたら何か行動を起こしてください。
そうなると良くあるのが、セミナーに通ったり資格を取り始める方。資格をとるのは賛成ですが、仕事で使わない資格をとってもあまり人生は変わりません。
毎日の仕事で外と関わりの少ない、製造、総務、研究、開発、システム系の方などは外部と関わらずに、あまり話さないで、黙って作業のためにずっとそこにいなければならないかもしれません。
会社は嫌いじゃないが今のままじゃ満足しないと考えている方。社内にやりたいことがあるなら異動を申し出てみてください。そのチャレンジは多分歓迎されます、
人生で感じる井の中の蛙感。それは成長したい証。その気持ちに素直に行動してください。35歳を過ぎて感じてもなかなか実現できないからです。今安心できる環境があるからできることもあります。今いる場所。35歳なら良いですが50になったら厳しい場所かもしれません、一度きりの人生だから仕事人生も楽しく幸せになってください。安心と安定をだけ基準に考えるとつまらなかったり理不尽もあったりします。
読んで頂きありがとうございました。幸せになるために生まれてきました。会社が安定していても自分のメンタルが安定していないこともありますよね