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「三つ子の魂百まで」仕事選びと素質

人生も仕事も最終的にサバイブが大切と、昨日近所のカフェのオーナーが話をしていました。そのオーナーは数多くのカフェやレストランをプロデュースしておられます。彼曰く「コロナでみんな大変だけど、辞めるのも諦めるのもいつでもできる。将来的に前進できる勇気ある撤退もいいが、「やめと逃げ」ばダメ。細くてもいいので続けられる方法を模索しないと」と。

サバイブするには、短期的な一番にならなくてもいいから、長期的に自分の素養をみつめることが大切です。仕事は短距離走ではなくて持久走。リタイアせず、プロと言われるまで走ること。プロと認められてからの人生も長いのです。新しい力を借りて奢らず騒がず走り続けてほしいと思います。長距離だからこそ走こそ走り出しがとても大切。その走り出しでペースを掴まないといつまでも足が前に出ないし、疲れないロングランができないのです。

仕事人生のスタートは23歳から。体力と元気だけでは歳をとってから走り続けられないことがあります。頭を使って工夫できる疲れずいい位置をキープしつつ、ライバルに勝てる長距離走であることがとても大切です。

最初の3年は自分の周囲の真似でよいと思います。25歳までに上手に真似ることができたらきっと一生走り続けられると思います。また頭角を現す人は25歳まである程度結果を出しています。この時代に自分に関心を寄せて仕事探しや人生探しを続けてばかりいると明らかに遅れをとってしまいます。人生の選択肢の幅が狭くなってしまうのです。

20代前半は「ラクできそう」「大きい」「給料が少したかい」「潰れなそう」「大きい」「安定している」「自慢できる」「オフィスがかっこいい」「若者が活躍している」「勢いがある」という自分がわかる範囲の条件で企業を選びがちです。ですが若い人が活躍し過ぎている会社というのは30代前にほとんどの人が辞めていたりするのです。

年功序列、終身雇用が崩壊してしまった今、頼れるのは己の知力と体力と何より人間力。そして仕事選びに迷ったら子どものときに得意だったこと。好きだったことを思い出してみてください。きっとそこに自分の能力が隠れています。どんな会社が好きでも明らかに苦手なものをやっていると心が疲れてしまうし、続けられません

三つ子の魂百まで。性格と神様からもらった能力とは大人になっても変わらないのです。それを磨くことで転職から天職をみつけていくのです。優しい人と言われるのもいいですが、「役に立つ人」はもっと素敵です。「役立つ稼げる人になってください」。人生は一度きりです。ボヤボヤしていたらすぐに40歳になります。読んで頂きありがとうございました。素敵な師走をお過ごしください。


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