朱に交われば赤くなる。ヒトは環境の生き物
テレビ局ディレクターはテレビの顔。記者さんは新聞の顔。銀行員は金融の顔。ベンチャー企業の人はベンチャー企業の顔をしています。図書館の人は、優しくてみなさん図書館の顔をしているのです。看護師さんも保母さんもそうです。このようにヒトは環境によって見た目も表情も変わっていくのだと思います。いい意味での環境の順応。これはプロとして素晴らしいことだと思います。
ヒトも生物。環境によって顔も生き方も見た目も服のセンスまでが似てきます。丸の内の金融に勤務するOLさんもコンサバな上品目なワンピースが多いし、アパレルの方はやはりアバンギャルドです。それは十分馴染んでいるし、馴染む努力をされているのだと思います。
仕事と仕事場に馴染めないと「仕事場の自分は仮の自分です」という会社や仕事と距離を不自然な距離を置いて、頑な態度をとり続ける人になっていきます。
環境に左右されるのは自然なこと。自分の居場所が、自由で、自分らしく、いい意味で朱に交われば赤くなれる場所であるといいですよね、
安定だけで仕事を決めて、入ってから「諦め」と「飽き」そして「不安」が取り巻いてしまうこともあります。もしそう感じたらできれば25歳までに動けるとよいと思います。40代になると経験の延長でしか転職が難しいです、いつかやってみたいことが、はっきりしているのは幸せなこと。あとは動くだけですよね。
60歳になっても「まだまだ好きな仕事で役に立ちたい」「まだまだ現役」と思えるくらい使命感がある人生って素敵。20代の頑張りと苦労、背伸びは絶対30代で花開き、40代で必ず認められると思います。「諦めた顔で老いぼれないように」、矢沢永吉も言っています。頑張ってください、
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