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ワークではなくジョブの時代へ

外資のクライアントの方は「うちは外資だから各自のスキルに対して業務とゴールが割り当てられる【ジョブ】だからリモートは全社員でできますが、日本型の【ワーク】の意識が強いとリモート勤務は無理がありますよね」としみじみと語っていました。

緊急事態宣言で一番大きく変わったのはリモート勤務における、自分の仕事のゴール設定の見直しです。1日8時間これをやりましたではなく、「これで価値を生みました」という生産性の指標とゴール設定が必要になりました。ワークではなくてジョブへの意識変換が迫られています

「ジョブ雇用」とは専門的でかつ会社との課題とやることが限定的、スキルに対して支払られるもの。既に日立などの導入が決まっています。例えばエンジニアはジョブ雇用の対象だと思います。

一方今まで日本がやってきたのは「メンバーシップ雇用」。新卒ならば一括採用でスキルとやってほしことがその場によって変化して曖昧なので若い人のほうが有利だったこともあります。そこでは、バランス感覚とか社内政治が大切で、突出した能力に蓋をしたり、「出る杭にならない」という人事評価に突然終わりが来てしまったのです。

「嫌われない」ために心を砕くよりも「ジョブ」のために時間を遣ったほうが余程生産性が上がり個人も組織も強くなると思います。

これからはジョブ型雇用の時代なので、「ヒトに自慢できる自分の得意なところを伸ばし、かつ買ってもらう」を目指してみるといいかもしれません。今まで総合評価だったところがジョブ型になると特化型評価に変わります。もっともっと自分の内なる「職人気質」の部分を大切にしたほうがいいと思います。人のできないことをすることでより価値が上がります。

配属された先のたまたま担当している「なんとなく営業」から「これだけ売る」「プレゼンが絶対通る」というスーパー営業にならないと生き残れない時代になりましたね。面白い時代の到来です。30歳までにワークからジョブへの意識改革にチャレンジしてみてください。

読んで頂きありがとうごさました。考えて考えて「うーーん安定がいいや。やっぱり」とか「変わるのが面倒」とか「言われたことだけやっているのがラク」と思った方はそこで頑張ってくださいね。それも生き残り策ですから。

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