幸せになるための24歳、29歳、40歳
人生はとても短いと57で突然亡くなった母に教えてもらいました。そして時間を忘れて働けて、かつ成長できる時間は、とても短いというのは私の経験です。若いときは、自分の目の前にある仕事や課題を越えようというよりは、隣の席の人より自分が忙しいから不公平くらいの意識しかありませんでした。視線が仕事にいかないから自分のメンタルに全て左右されがちでした。成長や貢献、周りのニーズを意識するとは程遠いもんでした。
振り返ると仕事人生は3つの山がありました。1つ目は入社して1年半後。最初の半年は慣れるだけ、そこから1年経過して、やっと周りが見えてかつ後輩が来て成長が見えてくるとき。同期や少し上の先輩と比較し始めるときです。仕事の楽しさというより会社に行き飲みに行ったりが楽しい時。但しなんとなくこんなはずではと気がつく時でもあります。
2つ目は29歳。会社のなかで最も期待される世代。ある程度仕事そのものが面白くなり、上からも下からも頼りにされ管理職になる人もいます。人生で最も成長できるとき。
一方で女性の場合、ホルモンの関係で体調が変わり、無理がきかないと感じたり、結婚や出産を意識したり、ずっと働くかどうかも悩みます。
男性の場合は収入を上げたいと願うのがこの時。管理職のコースに行く人とそうでない人との、目に見えないけどはっきりしたコース分けもできてきます。自分の独自のスキルがないとこの先厳しいと先か見える時。20代のつけが自分に還ってきてしまうからです。仕事との向き合い方を決める時です。
最後は40歳、定年までの25年をどこで過ごすかを決める時。家族がある方は覚悟も必要。女性の場合は男性とは違う管理職の道を模索します。マネージャーという肩書きより現場を選ぶ方が多いのもこのとき。自分だけでなく親の体力も心配。田舎に帰る最後の選択を迫られまます。
仕事人生で必ずくる3つの山、これはみんなに訪れるような気がしています。気持ちがあっても体力的に続けられなかたり、自分だけでなく家族が病気になってしまったりというまさかも含めて仕事人生です。続けていく先にある頼りにされる楽しみや感謝を味わってください。
読んで頂きありがとうございました。なりたい自分になってください。応援してます。悩み深い20代後半はみんな通る道です。私は管理職になったときに初めて仕事ができない自分をなんとかしなきゃと思いました。できないこともチャレンジしないとダメなんだという当たり前を気がつけました