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チームに選ばれることからがスタート

仕事ができる人、成功する人はトータルで考えていくので個人的な感情で社内の方、取引先に威張ったり怒る人はいません。但しできるできないを判断する目はあるので、チーム構成にはこだわります。

若いスタッフにチャレンジして欲しい気持ちと同じくらいプロとして最高のものを出すべきと思っているからです。スポーツ同様レベルが上がれば上がるほどその人のレベルと将来的なポテンシャルも見えるようになります。

もっとわかるのは、その方のやりたい気持ち。仕事もスポーツも上を目指していきたいと思う人しか上に上がれません。仕事のできる人は上に上がりたい人にステージを用意したいと常に考えています。認められたいは伝わるはず。普段から伝えておくと良いですね。

仕事のレベルは自分の力だけで上に上がることはなかなか難しい。上がったとしても自分なりのレベルの範囲内。誰かに上から手をさしのべててもらい、その手を掴んで、上にあがり、その方のレベルに近づいて上げて貰った手に感謝できると良いですね。

若いと周りから差し伸べられた手に気が付かないだけでなく、自分だけにきた手をウザいと感じてしまうもの。若くて早く成長できる人とできない人の差はこの手があるかどうかだけです。

この手に20代で気がつけないといつまでも、なんか自分は不遇、うちの会社はイマイチと感じながら生きるようになります。そのうちに30代になり、自由には動けなくなり、自分の可能性を感じながらも鬱々とした会社ライフを送ることになってしまうんです。

もっと悪いのはクライアントを金としかみない仕事を生業にしちゃうことです。相手の都合は考えずに、自社の売上、毎月のノルマだけで生きる人たち。そうゆう人は、特有の照れたような薄ら笑いが顔にこびりついていますからすぐにわかります。一見合わせたり、愛想がよく見えるのは自分の良心が痛むから。クレームを真摯に受け止めない働き方、嘘をつきながらの商談や狡さを身に着けてしまうとそれが生き方になります。

今の30年後に不安が増していくことがあっても夢がもてない時代かもしれません。ですが仕事はやった分必ず自分に還ってきます。仕事には裏切らなれません。飽きないし必ず上があるから負けず嫌いなら自然に続けられますよ。仕事はチームでやるもの。いいチームに入れば、周りの人の力で上にいけるんです。一度きりの人生だから働きながら幸せになってくださいね。

私の経験では一社目に気合と根性で無理な契約を強要され、数字だけで評価をされる自社の成長にしか興味がない営ベンチャー系営業企業に入ってしまうとその後の仕事人生がなかなかうまくいかず転職を繰り返しながら自分探しをはじめてしまうように感じます。

上から詰められて数字がいかないと退社が当たり前だと、自分のサバイブのために取引先の不都合などは考えずに契約だけを狙ってしまうんです。愛がない仕事場は、人に上手に頼ることもできないで孤独になります。今の会社の報酬が他社より少し高いから転職先を見つけにくいのも特徴。ニーズなき無理な販売。新卒からの大量採用、大量離職。仕事にも周りにも愛がない日々はその後の成長と生き方に関わります。

さらにカリスマ経営者をあがめるような、取り巻きがいるチームにも相当違和感があります。仕事は社内のためだけでなく世の中のためと自分の成長のためにあるべき。そのカリスマのためにうなされるような働き方をしたところで、夢がすぐ覚めてしまうと思いますよ。

働く人が報われる世の中になり少しでも将来に夢が持てますように。そしてみなさんが朝起きて、仕事に行くのはまぁまぁ楽しいな、世の中悪くないなと感じられるようなチームで働いていけるように祈っています。

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