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人生は出会いと別れを仕事ではチーム作りとチームから離れるを繰り返す

引っ越しには結婚、出産、栄転など幸せな引っ越しとそうでない引っ越しがあります。但しそうでない引っ越しは悪いことばかりではないのです。暮しを変えようとしたことはいいことだからです。例えばやりたかったことをして思い通りにならず田舎に帰る決断も人生の素晴らしい決断だと思います。

脚本家のすずきおさむさんのインタビューで印象的な言葉がありました。それは「人は人生のために離れていくことがある」です。
彼曰く「フリーとしていろいろな人と仕事をしました。昨日まで仲間だと思っていた人から手のひらを返されたこともあるし、ずっと続くと思っていた人が何も言わずに離れていくこともある。それが裏切りと思ってしまうこともあるが、実は離れるのはその方の人生のために仕方ないと思えるようになって変わった」と書いてありました。

私もそう思います。人生は出会いと別れを繰り返するのですが、仕事はチームができるとチームから離れるを繰り返すものだと思ったからです。チームよりも自分の人生のために離れるがこの歳になると理解できます。

離れるは自分の人生で大切なことができたり、自分の人生のステージが変わったときに起きること。周りの人を非難したり、嫌になったのではないが、集団のなかにいてここじゃなくて違うところで人生を過ごそうと思ったときに起きることなんだと思います。

自分の幸せのためにチームの方と離れることはチームを捨てることじゃないみたいな意味を感じました。縁あって出会えた仕事の仲間。起きている時間のほとんどを一緒に過ごす仕事仲間との関係は面白いほどに濃密ではありますが、永遠ではないこともあります。そしてどうしても避けられない人生のイベントもあります。それは家族の健康のことだったり家族の学校のことだったり、自分の旅したいという生き方だったりします。そしてヒトは歳をとります。

40代を過ぎてからはどう働くかということと同じくらいにどうゆう風に歳をとりたいのかとやり残したことはないのかに変わります。どんな状況でも自分の隣のヒトに働けることを感謝していれば選択を間違うことはないのにと思います。

友達ではなく戦友と出会えるから仕事って面白いなぁと思います。そしてすべての人は離れていく人を送ります。どんなチームも永遠じゃないから今を感謝したいと思えるんだなぁと思います。

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