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成功はスピードを意識することからはじまる

「お任せします」「いつまでもお付き合いしたい」と言われることがサービス業としての成功の一歩だと思います。カスタマーから「コスパが悪い」「結果が見えない」と言われたらまだまだ改善の余地があると思います。コスパが悪いの一つに時間がかかる、生産性が低いというのがあります。合理的であることは一番のカスタマーファーストであると思っています。

私たちサービス業の生産性を低下させている原因の一つに時間の割振りの誤解があります。「考える」「調べる」「準備する」があまりにも長いとクライアントが望んでいる「動く」「カタチにする」時間が無くなりいつまでも望む成果物になっていかないのです。成果より準備を仕事だと思っている人が多いのも事実です。

時間をかけることとこだりが強くて成果物が進まないは大きく違います。いいものはたくさん作るなかかから誕生します。美味しいラーメンを食べて研究ばかりしていても、実際に最高のラーメンは作れないのです。たくさん試作して食べて評価頂き初めて最高のものができるのだと思います。

営業なら、見込客のリスト作りという名のネットサーフィンに時間をとられてしまい実際のコンタクトやアポイントをほとんどやらない人になってしまいがちです。しかし言い訳は一つ「コロナだから会えない」。クリエーターならばベースのキーアイデアがでたらあとはサクサクとストーリーを作っていかないと実際に作る時間が無くなってしまうのです。企画書の体裁やデザインにこだわる前に「ストーリー」と「戦略」を早く決めてしまうことが大切です。

すぐに仕事の幅は拡げることもできないし、経験も限られてしまいます。できることは一つ今の仕事を20%スピードアップすること。そして決断を早めること。早く決断して仮説をチームの人に相談してスピードを上げることです。思い浮かばないことは一生思い浮かばないもの。しかし、今できていること、やっていることのスピードを上げることはできます。1日20%づつ早くなれば1週間で数日で倍の生産性が手に入れられしまう計算ですが停滞する日もあっていいのでスピードはいつも意識してください。

アイデアや営業の場合切り込み方が思い浮かばないのは知識と経験が足りないからなので、チームや先輩の知識と経験をかりればいいのです。これをブレストとも取材ともいいます。知識と経験を借りて自分の考えて動くスピードを速めることでびっくりするほど成長が早くなります。このコツを知っている人だけが成功できます。成功とは一時的に収入が上がることではなくて、自分の納得できる理想の仕事をして誰かの役にたつこと。それを誰かに評価されること。

「頑張ればなんとかなる」という体育会のサークルのようなノリと「ラクして稼ぎたい」とか「投資を募る」とかマネーゲームのような職業観を捨てて、自分の40代以降の仕事人生を考えて20代にチカラを蓄えてください。

ゲーム世代なら理解ができると思いますが、まずは経験値と場数を踏みレベルをあげること。仕事場を戦場と思うと自分は武器。自分の頭と身体が最強の武器。武器は磨けば絶対に強くなります。心と身体を強くして成長のスピードを意識してみてくださいね。読んで頂きありがとうございました。今年も出勤はあと2日。お休み中も走ったり動いたりして身体も心も強くしてください。体力は気力に繋がり人生に自信がつきますよ。

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