ウクライナ料理に祈りをこめて
オーナーシェフがウクライナ現地の日本大使館の料理人だった関係から、近所の洋食やさんで美味しいウクライナ料理が食べられます。ウクライナの人は優しくて知的レベルが高くかつ料理も好奇心旺盛だそう。料理はロシアや東欧のヒュージョン系、ボルシチやイワシ料理等なんでもあります。クセがなくてとても食べやすいカンジです。
コロナ禍でまだ生きたい方や医療を受けにくい方があらゆる国でたくさん亡くなっています。幼い子や若い方が亡くなることにため息がとまらない長い時間を過ごしてきました。もどかしさと歯がゆさと不安のなか、最近はやっと子供のワクチン接種と治療薬の登場により光明が見えてきたと思っていました。
そして戦後70年。平和ボケした私たちに衝撃的過ぎました。ベルリンの壁崩壊から何十年後に揺り戻しが来ています。リアルタイムで市民の恐怖が伝わります。何も悪いことをしていない善良で穏やかに暮らすべき方が爆撃という恐怖にさらされています。天災と疫病とは違う戦争という、体験したことのない理不尽さに昨日は身体が硬直するほどでした。美しい街に4000万人以上の方が住んでいます。これから食品や水、薬品などはどうなるのか想像つきません
今は粛々とそれぞれが目の前のことをやるしかない。そして身体を動かしきちんと食べて健康でいるべきと。恐怖の映像や情報にさらされ過ぎずに普段通り過ごそうとスタッフに話しました。この週末はいろいろな情報が入ってきますが、目はそらさずにでも心を奪われてしまわないように過ごしたいと思います。
青と黄色の国旗は空と大地の小麦だそう。早く穏やかに暮らせますように。
そしてワクチン接種。まだまだ天災の脅威も身近にあります。避難先でお互い安心して過ごすために3回目の接種は進んで受けてほしいと思います。いかなる理由においても罪なき方が亡くなるのは避けたいです。