クヨクヨしないでどっちか選ぼう!
今日の一言はマーシー・シャイモフの『脳にいいことだけをやりなさい』からの引用です。
「 脳は年中無休の薬局」
「幸せ」とは心の状態を意味するだけではなく、身体の状態をも表しています。そして、人間の身体はもともと幸福であるように設計されているのです。
神経物理学舎のキャンディス パートは、「幸せなとき、人の身体と脳からは前向きな経験をうながす科学物質ー幸せの果汁ーが分泌されている」と言っています。
どんな強力な麻薬も、あなたの頭にすでにある化学物質にはとうてい及びません。
脳の中では毎秒10万回以上の化学反応が、起こっていて多幸感を増す「薬」がいくつも製造されているのです。
例を挙げれば、エンドルフィン(鎮痛効果があり、モルヒネの3倍の効果がある)セロトニン(不安を鎮め、憂うつを取り除く)オキシトシン(結びつきの気持ちを生む)ドーパミン(警戒心と喜びを促す)などがあります。
これらはいつでもすべての器官、すべての細胞に送り出されるよう準備ができています。
脳内にある「薬局」は24時間営業で、好きな時にこれら「幸せの薬」を必要な細胞に供給でき、細胞が幸せになると、あなた自身も幸せを感じるようになります。
細胞を幸せにしていくには、まずストレスや疲れを溜めないようにして、身体から毒素を排出し、新たな毒素を入れないようにすること、そして脳の中で作られる化学物質を滞らせないようにすることです。
多くの研究から脳で作られる幸せの化学物質は日々の行動によって増やすことができることが分かっています。
マーシー・シャイモフの『脳にいいことだけをやりなさい』茂木健一郎訳 136-137頁
この脳の幸せな状態を作るために歌を歌う、瞑想するなど「何かに集中」することがいくつか挙げられています。
一人でくよくよ悩んで頭の中から「解決できないこと」が離れないことありますよね?
そういう時こそ名前をデッかく書きなぐる!
それも一つの方法としてありですし、もっと集中して頭を整理したければ「般若心経」を写経することに没頭するのも良いと思います。
墨を磨るという行為は心を落ち着けます。墨の香りもいいですね。感覚に訴える墨の香りは精神安定に効きます。私は塗香やスパイスも使ったりします。ともかく270文字を書くんだ!と決めて書くことをおすすめします。
考えがまとまらない時は一度離れるといいと言われます。
リラックスするために何を「するか」「しないか」を選択する。
いつでも私たちは「食べるか」「食べないか」「飲むか」「飲まないか」「寝るか」「寝ないか」と小さな選択と決断をしています。
自分で選択して「歩く」のも良し、なんでもいいから強引に自分のくよくよを引きはがしたいものです。
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