ちょっと気を使うだけで

僕はお笑い芸人の粗品さんが好きだ。
この方がyoutubeでおっしゃってたことにとても共感する。

タクシーに乗った時、「どこまで?」と聞かれた時にまず
粗品さんは「なんでタメ語?」と言うという。

僕は飲食店に勤務しているので本当に思う。
店員に対してタメ語で話して何一ついいことはない。

顔には出さないが、内心は「は?」って思っている。
もし店員側がお客さんに合わせてタメ語で話したらどう感じるんだろう?
客「この盛り合わせって何が入ってんの?」
店「あ、これ?○と△と□。注文する?」
とか。

というか、どういう人生を歩んできたら店員さんに対してタメ語を話すようになるのか。

「金払ってるんだからいいだろ」とかはもう流石に話にならない。
「お客様は神様?」それは店側が使う言葉であって本人が使うものではない。
ってか、神様ってそんなに横柄な態度とるっけ?

これに似たようなことが作り置き代行でもある。
作りに行ったお家でも、迎え入れるという気持ちがあると最低でもキッチンは片付いてる。気を遣ってくれるところは上着をかけてくれたり、お茶を出したりしてくれる。流石に恐縮するが、ありがたくいただく。

そう、言いたいのはその逆だ。
シンクには洗い物が残ってたり、散らかっていて作業するスペースがなかったり、足の踏み場がない家も。

「弘法筆を選ばず」ではないが、どんな状況でも作る。
だが、2度と行きたくない。

お店でも家事代行でも、
お互いちょっとだけ気を遣えば気持ち良く終われるのに。


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