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人生、ワンチャンあるで。

ここ一週間で、よく見かけるACジャパンのCM。その中でも、特に私のハートに刺さったものがある。82歳でゲームアプリを開発し、それがあのマイクロソフトやあのアップルの目に留まって、海外で注目され、世界的なイベントに呼ばれたり、国連でもスピーチをしたという若宮正子さん。

その若宮正子さんの一言、「とにかくバッターボックスに立ってみる。バットを振ったら、当たるかもしれないじゃないですか。」に。

就職氷河期世代にして、もう40越え。人生のだいたい半分を過ぎ、間もなく折り返し地点に差し掛かろうとしている。だけど、心の奥底では、モヤモヤしっぱなし。そのモヤモヤを構成しているひとつの要素が、「自分の能力がなかなか開花しない」。これまで、世間の荒波をもろにかぶってきたから、自分に自信を失くし、「可能性」というものを信じていなかった。

ネットスラングで「ワンチャン」という言葉がある。結構何気なく使っていることが多いので、改めて意味を調べてみたんだが、「可能性がある」という意味らしい。

語源は、英語の「onechance」からきているんだな。可能性、チャンスなどは、今の私から遠ざかっている言葉ではある。だけど、若宮さんの言葉によって、心の底からそれらが呼び起こされたような、何だか「自分の人生にワンチャンある気がする」と思えるようになってきた。

人生は「もう半分しかない」と嘆くのではなく、「まだ半分だ」と前向きにとらえ、仕事やnoteの更新といった「今一生懸命取り組んでいること」をコツコツと続けていれば、ひょっとすると自分の将来の見通しは、明るくなるのではないか。と思えるようになりたい。

「自分に未来にフタをしないこと。何歳からでも人は変わることができるから。」この言葉も良い。

残りの人生は、下り坂でもなく、終わりの始まりでもない。まだまだ伸びる。アップデートできる。そのためには、

学ぶことをやめない。
夢中になっていることを見つける。そして手放さない。
自分の可能性を信じる。

自分なりに方法を見出してみたんだが、要はあれだ。「これからワンチャンあるぞ」と思って、前向きになることが大事なんだな。CMを見て、まさか大きな収穫を得るとは思いもよらなかった。若宮正子さんの存在と言葉は、意識が下向きだった私の心を大きく変えてくれた。この言葉を胸に、今の仕事を頑張ろう。

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