部活動って必要?あくまで私見です。
こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫
さて、昨日は働き方改革ということで部活動は教員がやらずに専門家に任せるべきという意見を書きました。
これは以前ブログに書いた時から様々な反響がありました。それをnoteでも紹介してみようと思います。
根本的にシステムを変えた方が良いのか?
とある意見
「ドイツやオーストリアは音楽などの単位は音楽学校で専門家から学んで単位を取る。その様なシステムにできないものか」
私もオーストリアにいた時に感じたことの一つがこれ。
音大を出て就職口の一つとしてあるのがMusikschule(音楽学校)の先生になること。でもこれはいわゆる学校の先生とは違って専門的に自分の楽器を子供達に教えるというものです。つまり、子供達はその楽器を専門的に学んだ人たちから学び、それが音楽の授業の単位となります。これは日本の教育システム自体を変えないといけないので大変ですが、一つのやり方だと思います。
音楽の授業も十把一絡げ教える時代ではなくなってきたのではと思います。ピアノやバイオリンを習っている子たちが学校で音楽をやったこともない同級生と一緒に学ぶというのは非効率です。進んでいる人には進んだ授業をしなければいけない。そのためにも専門的な知識を要する人が音楽の授業をしなければいいけません。私はピアノをやっていたわけでもなく、音楽を習っていたわけではありませんでしたが、そんな私でも学校の音楽の授業が「意味のあるもの」と感じたことはありませんでした。
教員にとっても負担になっている
「教員として部活動指導はきつかった」
この意見も多かったです。特にやりたくもない部活動指導をやらなければいけないのは教員、生徒両方にとって不幸です。
もちろん、部活指導をやりたくて教員になった人や真剣に取り組んでいる教員もいるでしょうが、やはり逆の意見も受け止めながら考えるべきです。
何人も言っているのは「全くやったことのない部活の顧問をやらされて、休日返上で教えられないものを無理やり教えるのがきつい」ということ。生徒が不幸なのはもちろんですが、教員にとっても不幸な状態になっているのです。それぞれの専門家もあふれてきた現代に、教育現場の改革は必要ではないでしょうか。
中には「自分より優秀な指導者が来て自分と違うこと言われると困るから」と外からのアクセス全てシャットアウトしてる教員がいる」という話を聞いて呆れました。自分よりわかる人、優秀な人、専門的な人が来て自分と違う意見を言われたならば教員が改めれば良いだけの話。
それができない教員が「生徒に言うことを聞け」って言うなんてナンセンスです。
しかしこう言う先生もいるんだろうなと妙に納得してしまったのは私だけではないのでは?
「外部といっても詐欺みたいな自称指導者が多いですからね」
「外から指導者が来ればそれだけ違う問題も出てくる」
「結果を出さなければならない外部指導者は結果主義、面子の張り合いになりやすい」
これに関してはまた近々書こうと思います。
専門家である指導者がくれば良いと言うものでもないという難しい問題です。吹奏楽指導をしている友人たちに色々と聞いていると様々な問題を知らされます。
こういうことを言ったり書いたりすると賛否両論ですが、ぜひみんなで考えていければと思います。
今日も六本木の俳優座でハニーファニークリスマスでした。なんだか、今日は今までよりもクライマックスでじーんときて泣いちゃうかと思いました。あと二日、このチームで作ってく感じってクラシックは意外とないんだよな。なんなんだろう、この違い。とても楽しんでやってます。その感じも舞台で出てるんじゃないかなと思います。よかったらぜひ会場へ。オンラインでもぜひ!!
そして今日の午前中は来週のハルモニームジークの練習でした。こちらもぜひ!!魔笛がなかなか良い仕上がりになりそうです!!
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それではまた!ハニーでファニーな週末をお過ごしください♫
蛯澤亮でした。