事件発生。
新しいクラスが始まって数週間。
怒って帰宅することなんて皆無だった長女が先日、怒りの下校。
玄関に入るなり「最悪!もう最悪!」を連呼。
話を聞いたところ、学校の委員会で全く希望していなかったところに配属になったとか。
つい数日前に「第6希望まで書いて提出した」と嬉しそうに話していたはずなんだけど…。
一体なにがあったのか。
現場の様子が分からないから、なんとも言えないんだけど。
決める際に人数を確認したら、長女が第1希望にしていた委員会は希望者が少なかったらしく。
担任の先生からその場で「○○ちゃんは第1希望の委員会に入れそう」って言われたんだって。
先生にそう言われて長女が安心していたら
自分の希望する委員会に入れずに溢れてしまったクラスメイトが長女の委員会のところになだれ込んできたんだって。
あれよあれよという間にその場にいた子たちで「人数オーバーだからじゃんけんで決めよう」という話になったらしく。
じゃんけんに負けた長女はまったく希望していなかった委員会に所属することになったらしい。
そこまで聞いて「ちょっと待って。先生に『第1希望に入れそう』って言われたんだよね?そのことは伝えたの?」と聞くと「伝えてない」と。
先生もどんな状況で「第1希望に入れそう」と長女に伝えたのか全く分からないけど
こういうのって、まず第1希望にいた子が優先されるんじゃないの…?
なだれ込んできた子たちは、その前に自分の第1希望の委員会でじゃんけんや話し合いを経て、負けたり何なりしてコチラに来たんだよね…?って話なんですよ。
長女はそういった場で自分の意見を主張することが「良くないこと」だと思っていたみたい。
「自分の意見を主張すること」と「ワガママ」は違うということをまず伝えました。
高学年だから子どもたちだけで主体的に話し合うことが教育の一環として推奨されているんだろうけど…まだ小学生。されど小学生。それが難しい時もあります。
こういった経験は初めてです。ある意味、成長しているってことですよね。
大人になるとだんだん思い通りにいかなくなることも増えるし、理不尽なこともあるっていう話をしました。
でもその一方で、大人も納得いかない時はとことん話し合いをするということ。
何でも周囲の言うことを聞いて、自分の意見を飲み込んでしまうのは違うということ。
自分の意見を述べることは悪いことではないということ。
そんなことを伝えました。
「もし納得がいかないなら、先生にその旨をママから伝えることも可能だけど、○○ちゃんはどうしたい?」と長女に聞いたら「それはやらなくていい」と。
希望していなかった委員会だけど頑張ってみる、と話していたので
やってみたら案外、楽しいかもよ?と明るく終わらせました。
その後、一連の流れを見ていた友だちが「○○ちゃん、私の委員会で良ければ交換しようか?」と声をかけてくれたんだって。
でも長女はその友だちが第1希望の委員会にいることを知っていたので断ったんだとか。
いろいろ納得いかなくて理不尽だな、って落ち込むこともあるけど
世の中には必ず自分の努力を見てくれている人がいるから。
いじけることなく、真面目に一生懸命やることが大事だよ、と。
長女と新学期早々、熱い議論を交わしました。
自分なりに考えて受け止めたようなので、しばらく様子を見てみようと思います。
長文、失礼いたしました。ムズカシイネ…。