「格好いい」よりも「格好よくない」が愛される
昨日と同じ引用先になってしまったが、今回も佐藤ゆきこさんのラジオから。
たまたま自分の質問を取り上げてもらえた。
「キャラを作って好意を持たれるようになったが虚無感の襲われてしまう」
こんな悩みに答えてくださった。
ラジオを聞いてのつぶやきがこちら↓
人によってキャラを変えてしまうことが長年の悩みだった。作っていることを意識しないほどの心地よさを感じる相手だったらよいのだが、違和感があり、居心地の悪さを感じる相手も一定数いる。
「人から見られていること」を必要以上に意識してしまう方は共感できるのではないかと思う。
恋愛においてもキャラをつくることを意識した。自己分析をして恋愛の目的を決めて…自らのコンセプトを決めたうえで。非モテだったキャラクターを貫いても結果はでないと知っていたから。モテる人の行動や思考をまねることから始めた。
徐々に結果はでてきたんだけど、心の中には曇り空があった。
好意を持ってくれる女性が出てきても残ったままだった。
日常でも、嫌われたくない精神から相手の好きなタイプや返答を無意識にしていることが多かった。付き合っていた友人の趣味に無理して合わせて「別に好きじゃないでしょ」と突っ込まれたのが懐かしい。
でも、偽りの自分でいないとできない関係など必要ないと割り切れてからは克服できた。
ただ、日頃の人間関係ではできていたことが恋愛ではできていなかった。
そんな悩んでいる暗雲に一筋の光をさしてくれたのがゆきこさんのラジオだ。
好きのきっかけは「格好いい」でも、愛するのは「格好わるい」こと。
だからありのままの自分を肯定してもらえる場所をある幸せを知るとよい。
こう優しく回答してくださった。
ああ、やってしまった。
素の自分を受け入れてくれる人や場があること、そのありがたみを忘れてしまっていたようだ。
家族や友人、参加コミュニティ(童貞サロンやミレラボ)のメンバー。ありのままを受け止めてくれる人はたくさんいるんだった。
これを恋愛では忘れてしまっただけだった。
長年付き合っている人の愛すべきポイントは、「格好わるい」ところも盛りだくさん。そんな部分を含めて好きなのだ。
最初はキャラづくりがあってもよいとは思う。変化には形から入ることも大切だから。でも自分の二の舞とならないように
・恋愛する目的を忘れないこと
・ありのままを肯定してもらう相手もいること
この二つを忘れないでほしい。
今度はありのままで居てもらえるような場を作る、ありのままでいてもらえるような人でありたいと思う。