X100Vという選択肢 vol.1
数ヶ月前にFUJIFILMのコンデジ、X100Vを購入しました。メインのカメラはSONYのα7rⅢを使用しています。申し分のないスペックであるのは周知の事実で、個人としても大三元レンズを揃えており、撮影する上でも万全に近い状況です。
ではなぜX100Vを購入したのか、今回は購入した経緯と実写レビューについて紹介していきます。
1.使用する機材で撮影回数と被写体が変わる
あくまでも私個人の話になってしまいますが、α7rⅢで撮影していると、しっかりカッチリ撮ろうとする意識が働き、何でもない風景を撮らない癖がついてしまっており、日常の一瞬や撮影地までの間の撮影を行っていないことに対して”もったいない”感覚に苛まれていました。α7rⅢで撮影すればいい話ではあるのですが、ある程度の重さがあるα7rⅢとレンズだとどうしても腰が重く、撮影に至らないことが多かったんです。
そこで購入してみたX100V。まず軽すぎて持ち出す回数が増えました。会社の鞄に入れても邪魔にならないサイズで仕事帰りに少し撮影したり、撮影目的以外のプライベートでのお出かけにもストレスフリーで持ち出せます。軽さという理由だけでまず撮影回数が増加しました。軽さでいうとiPhone > X100Vですが、カメラとしてのスペックを考えるとiPhone満足できず、X100Vのサイズがベストでした。また、撮ってる感覚もすごく大事でiPhoneにはない感覚です。
x100vの焦点距離は、単焦点の23mm(35mm判換算:約35mm相当)なので、ズームが出来ず撮影する被写体や構図が変わってきます。制限がある一方で、最初からこの条件なので、この焦点距離に集中した撮影スタイルに自然とシフトしていきます。ここまでで今までの撮影と異なる現象が起きていて、一つの刺激になっています。
2.フィルムシュミレーションという新感覚
FUJIFILMのカメラといえば、コレをイメージする人も少なくないですよね。数あるコンデジの中から富士フイルムを購入した理由の一つは、この独自の機能です。コンデジの選択肢としてSONYやリコー、Leica(買えないけど)を検討しましたが、外観やスペックそして、フィルムシュミレーションを考えるとこのカメラが一番自分にしっくりきました。
このフィルムシュミレーションが最高なんです。。
撮影の時点でrawに現像設定が乗っているので、raw現像をしている身からすると、データを取り込んだデータをリアルタイムで体感することができます。
自分が使用しているフィルムシュミレーションは、”Classic Neg”。Instagramを見ている感じ、これを使っている人も多い気がします。
しかもこのフィルムシュミレーションですが、設定をカスタムすることもできるんです。世界のFUJIFILMユーザーが、このレシピと呼ばれる設定内容を公開していて、それを単純に楽しむことができます。
Lightroomで現像するのも楽しいですが、カメラの中に現像プリセットを入れてカスタマイズする感覚は、新感覚なのでみなさんにもオススメしたいポイントです。
最近はこのClassic Negにebi_timesのX100V用プリセットを当てています。
3.直近3ヶ月の写真
ここまで私がX100Vを購入して、感じたことと楽しむポイントを簡単に伝えてきました。最後に、これまで撮影してきた写真を是非ご覧ください。
①初めてX100Vで撮影した桜
この日は残念ながら曇り空で光が入らず、残念だなと感じていたところ、X100Vで撮影するとこんなにもクールに撮れました。またvol.2以降でも言及しますが、ピントを合わせるところが今ひとつといったところがあります。実はこの写真も被写体の妻にあってはおらず、後処理でうまく誤魔化していますが、X100Vだから許せるポイントです。笑
2枚目のこのポートレートは、ベストショットとも言える出来です。正直被写体のモデル力もあるかなと思います笑
②夕暮れの銀座
色彩も繊細で鮮やかに表現ができるカメラだと思います。カメラの種類を問わず、暖色系を好む自分ですが、特にオレンジ系の色味も申し分なく、私がX100Vを選んだポイントでもあります。
③四ツ谷駅構内
ここの暖色に関しては、ドストライクな出来栄えです。
仕事でたまたま訪れたこの駅で、通過する時だけサクッと撮影しました。コンデジだからこそ撮れた写真ですね。
④ディズニーランドとX100V
カメラを手にした頃は、気合いを入れてαで撮影していました。1日中パーク内で歩くことになるので、重いカメラとレンズを持っているとどうしても夕方ごろに疲れてきてしまいます、、、。
今回はα7rⅢとX100Vを持参しましたが、次からはX100Vだけしか持っていきません。笑
いかがでしたでしょうか?コンデジでもかなりクオリティの高いカメラだと思います。とは言え、数ヶ月使ってみて見えてきたダメな部分や惜しい部分があるので、いいところ含めてvol2で述べていきます。
よかったらX100Vで撮影したアカウントを作っているので、フォローをしてくれると嬉しいです!
vol.2を公開しました。続いてこちらもどうぞ!
【HOTEL】
https://ebi-times.com/content/hotel.php
【Instagram】
https://www.instagram.com/ebi_times
【Twitter】
https://mobile.twitter.com/ebi_times
【Mail】
ebi.times26@gmail.com