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22歳大学生、あっぱれ「SHOGUN 将軍」の話

昨日、ゴールデングローブ賞の授賞式が開催され、ディズニープラスのドラマ「SHOGUN 将軍」が作品賞、真田広之さんが主演男優賞、助演男優賞には浅野忠信さん、主演女優賞にはアンナ・サワイさんが選ばれた。

正直、この作品を見たことはなかったが先日のエミー賞18冠もあったしそろそろ見てみようかなと思っている。

見たことがないので、当然ここからは映画の内容についてあれこれ話すわけではない。

受賞したお三方のスピーチを見てほしい。アンナ・サワイさんはニュージーランドで生まれて、幼少期を英語圏で過ごしたそうだが真田さんと浅野さんは純日本人、私の知る限り英語に関するバックグラウンドはないはずだ。

そんな2人がこの大人数、世界中にこの映像が発信されている環境下で堂々たるスピーチだ。Xでこの映像を見たとき、心からかっこいいと思った。

ネイティブほどのスピードでも、テンポでもない。よく聞いたら文法も非常に単純。それでも2人のスピーチには感動すら覚えるのはなぜか。

まずは真田さん。軽いジョークで和ませた後、周囲への感謝と若い世代への熱いメッセージで締めている。一言一言を丁寧に紡ぐ様子、そして表情からはこの作品にどれだけのものを懸けてきたきたかが伝わってくる。

そして浅野さん。みんな俺のことは知らないかもしれないけど~と「ゴールデングローブ賞の助演男優賞」とは思えないほど腰の低いつかみから入って、最後は喜びを爆発。真田さんともまた違った良さがある。会場も一気に和んだのではないか。

英語は手段

物事の本質を捉えるという話は私の記事で何度も言っていることだ。
私自身に言い聞かせるためである。

今回のスピーチを聞いて、改めて英語学習の本質を考えた。

上記の記事で英語学習に関する目標数値をいろいろと設定したが、ゴールは「ビジネスの現場で使える英語にすること」だ。目標数値はその過程に過ぎない。

この「ビジネスの現場で使える英語にすること」も英語学習の本質ではないかもしれない。英語をここまでのレベルに上げたい理由は「いつでも、どこでも、誰とでもコミュニケーションを円滑にしたいから」だ。

コミュニケーションを円滑にするだけなら、最悪英語じゃなくたっていい。スペイン語でも中国語でも日本語でもいい。たまたま世界中で話せる人が多いから英語を頑張ろうとしているだけだ。

言語は自分の気持ちを伝える手段に過ぎない。AIが普及したし、自分の言いたいことを機械に読ませたっていい。こんな感じで。↓

でも、真田さんや浅野さん、サワイさんのスピーチを聞いていてやはり自分の言葉で自分の気持ちを伝えることは未来永劫、価値のあるものだと感じた。

そして、言語の壁を超えるものはあると確信した。
自分の意見に自信をもつこと、堂々と伝えること、語彙や文法など少々のミスを恐れずに言葉にすることで気持ちを伝えることはできる。

振り返れば、海外留学・旅行をした時もそうだった。トイレに行きたいとき、どのバス・電車に乗っていいかわからないとき、何が起こったかわからないとき…必要に迫られたときには語彙も文法も関係なく、とにかく話す。気持ちを伝える。

これでこそ会話だ。「英会話」と名前を変えるだけで一気に難しく感じるが、これでいいのだ。

かといって、英語学習をサボる理由にはならない。毎日インプットとアウトプットは欠かさずに行っているし、これからも続ける。

自分の気持ちを伝える手段を充実させるために英語学習を頑張る。

英語学習をやる意味が明確になったので、取り組みにも精が出る。

では。

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