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救急車呼ぶか自殺するか迷ってとりあえずコナン映画応援上映に行った女の話。

こんばんは。
今回はタイトルの割に命の話とか人生について、とか語りません。
人生で最初で最後かも知れない「白菜ー!!」って叫けびまくった夜の話です。
9割型あむぴとかゆーやのことを話すと思われます。
また2018年映画コナン映画「ゼロの執行人」ネタバレだらけですのでまだ観てなかった人がいましたらこの文章読んでないで明日の映画のチケット取って下さい。7週連続1位取るくらいです。まだランキング上位いますよ!是非に!

最近自律神経ぐじゃぐじゃだわー、って感じで、あちらこちらめちゃくちゃ痛いしだるいし具合悪くて、更に頭の中で人にとても言えないようなこと考えてました。思考が暴走してコントロール効かなくて脳みそギンギンで眠れない、みたいな。
昨日は久しぶりにめっちゃヤバくて、呼吸軽く過呼吸気味で苦しいし、このまま起きてて考え事しててもろくなことにならないから昼間だけど寝る前の睡眠薬飲んで寝てしまうかと思ったけど、なんかそんな眠くて朦朧としちゃったりして、その上何もしてないのに既に息苦しいとか、ちょっとなんか、首をね、吊ったりする確率あがるんでないかと思いまして、ヤバいな、と思って。
でも救急車とかその前の消防の相談みたいな電話で前すごいたらい回しになったし、お門違い感物凄かったし、いのちの電話とか全く通じないし(あ、わかってる、忙しいんよね。責めてないです。)

こういうマイナスな事呟くと人がどんどん離れてくのはもう本当に身を持って知ってるんだけど、「あ、これ私マジで自殺とかするかも知らん」と本気で思ったので軽く酸欠、ブドウ糖不足の頭でTwitterで呟きました。

期待しなくて良かったね私!
リプとか一切来なかった!
何となく想像したけど、ちゃんとなんの音沙汰もないイメトレしっかりしといて良かった!!
確かにかける言葉わかんないし重いし暗いし心配からのスルーという"見守り"?的なのもわかってる。
大丈夫死にたいのも最悪も慣れてる慣れてる!
ただ慣れてるからって平気なわけじゃないんです。

昨日はあまりに自分が危なかったので、目も耳も交感神経ギャンギャンで光に敏感で眩しいし音もも痛くてテレビとかうるさいけどなるべくリビングで家族と居るようにしたりしてました。1人で自室籠るのホント危険だと思ったからね。

で、昨日。
せっかく取ったド地元のコナン応援上映会、当日。

私、めちゃくちゃ体調不良だった。

これ、上映中吐いたりするかも知れないよね?
まさに事件は現場で起きちゃうよね??
IoTテロの前にバイオテロだよね?

でも貧乏人が映画代¥1800ドブに捨てるなんて勿体なさすぎる…
Amazonでペンラも買ったのに…

ということで、どうせ何してても具合悪いならコナン応援上映、行くことにしました。

「これから君は死刑台に登るのか…?」ってくらいノロノロと着替えて適当に化粧して。
そしたらちょっと元気になった。
自律神経うんぬんはお風呂とか運動食事ってみんな口を揃えて言うけど、私の経験上お洒落してメイクして「自分可愛い!」ってなるのすごく自信になります。自画自賛でも元気出る。
可愛いは正義。パワー!偉大!!

で、眼精疲労のドリンク剤とウィダーインゼリー的なの買い込んで劇場向かいました。

結構直前で人が沢山入ってきたから、最初はペンライトもまばら。

お隣さんも私と同じおひとりさまのおばさまみたいで、互いに何となくお互いのタイプを探りあってたのだけど、おばさまの持ち込んだホットのコーヒーがあまりに香り高過ぎて、元々HP3/100くらいの私、酔いました。
スメルハラスメント!!
カフェインテロ!!!

で、対する私も膝の上にAmazonペンラと目薬、ウィダーインゼリー準備して、あとは目を瞑ってこれからの約2時間に備えて身体を休める。

隣のコーヒーおばさんも私から滲み出る死相に2度見3度見くらいしてた気がする。怖がらせてすみません。
ただコーヒーキツかった…。

そろそろかな?
ペンライト付けてみた。
ま、眩しい…、目が痛い…。
でもせっかくなけなしのお金で買ったペンラだし…!!(Amazon税込送料込¥710)

私は絵を描きたい人なので何があっても眼と右手だけは奪わないで下さい、ってもう10年以上思い続けてるけど、福山雅治のLIVEとか、関ジャニ∞のLIVEとか、サンボマスターのLIVEとかの時だけは、もう振り上げた右手今夜腐り落ちてしまえ!!!という謎のロック魂が芽生える。
今回もこの応援上映で眼球と右手は使い切る心意気で望むことにした。
今から私はこの上映に全力を尽くす。眼球と右腕は腐り落ちるまで使い果たすぞ。
謎の覚悟。

ところでペンライト、買ったまま色変える練習もしてないしTwitterでよく見るみたいにシート入れたりして一切デコってない。
うちわも作ってない。
メンタルボロボロの私は出発前両親に
「ペンラ何にもしてない~(泣)うちわ作ってない~(泣)」とぐずりながら家を出る。
父「…うちわ…?誰か来るの…?」
ジャニヲタに理解ある父からのQuestion!

A.来ないです!!!!
作者様監督様キャスト様スタッフ様誰も来ないです!!!
コナンくんも安室さんも来ません!!!
ぶっちゃけるとたった1つの真実的には、江戸川コナンも安室透も実在しません!!!
言っちゃった!!!
でも真実は1つでも愛は無限なんだ!!!
誰も来なくてもええねん!!実在しなくてもええねん!!!

はい、
会場到着。
○○県片田舎の映画館。
東京の人達はともかく、こんな田舎で果たして応援上映なんて無事盛り上がれるのだろうか…

劇場入口で全力うちわとキャラのお面まで自作してきたJK2人組がいた。
ナイス!ありがとう!!本当にありがとう!!!

そして私はコーヒーおばさんの隣で身体を直前まで休める。

予告編、「コード・ブルー」が流れた瞬間会場がペンラの青色に染まった。
いいぞ!行けるぞ○○市民!!

本編始まってからもう最高潮だった。
もうとりあえず叫ぶ。
目に映るもの大体叫ぶ。
スクリーンに出てきたキャラの名前とにかく叫ぶ。
何故か劇場内全員犯人役もモブ気味のキャラも重要な役割のキャラもお馴染みのあのキャラ達も、全員下の名前叫びだったので私も、阿笠博士が出る度「ヒロシー!」と叫んだ。
阿笠博士だって他キャラと同じく下の名前でアイドルみたいに叫んであげたい…!!謎の感情で私はヒロシを応援し続けた。

あと目指せ100億の男「安室透」、何故か劇中で1回もハンコなんか使ってないのに降谷ハンコが売り切れてスッキリで加藤浩次さんが不思議がっていた話題の安室透ももちろん画面に出るたび黄色い声援だったが、それより凄かったのが「風見裕也」だった。

私は人生初の応援上映で様子見のため後ろの方の席にいたのだがさらに後方、明らかにサッカーゴール裏にいつもいる熱狂的リーダー的ファン達の存在を感じる。
映画序盤の第一声は大体そのゴール裏から広がった。
そして想像を遥かに超える「風見フィーバー」。
最早ウォーリーを探せ。
風見裕也が一瞬でもスクリーンに映ったら瞬時に全力で「ゆうやーー!!!」と叫ぶ謎の風習が開始10分以内程でもう出来上がっていた。

え、ここ日本だよね?
しかも東京じゃないよね。うちから車で10分以内の映画館だよね。
始まる前「東京じゃあるまいしこんな田舎で大人しいどんな状況下でも周りの空気を読み周りに合わせる日本人が、しかも○○市民がTVでやってるみたいなそんなお祭り騒ぎ出来るだろうか」と、何様目線の心配をしていた。

しかし周りの空気に即座に順応する力と溢れる全員のコナン愛により劇場は大盛り上がりだった。

Twitterで見た3人組でないと成し得ない「ニ三一ペンライト」をまさかの前列がやってのけてくれた。(ニ三一は"ふみかず"と読む主要キャラの名前。ちなみに声は大吉先生で、どんなに作品にのめり込んでも、ニ三一の声だけは大吉先生の声にしか聞こえない。ので勿論「大吉先生ー!!!」という歓声が巻き起こった。これは予想通りである。)
じゃなくて!ニ三一ペンライト、 ニ三一が一瞬映る度、また長いシーン何分にも渡るシーンでも、腕が疲れるだろうにずっとペンライトで「ニ三一」の文字を掲げてくれる。
「ありがとう前列!!!」「ナイスペンライト!!!」その度あちらこちらから感謝の声が飛び交い拍手まで起こった。
私の中のドルオタ魂も、キャストのモチベーションの為にも会場のボルテージを上げなければ…!!!、と謎のジャニヲタ魂で声を出す!ペンラを振る!
「頑張れー」「泣かないでー!」「逃げてー!」「あざといぞ!」「顔が良い!!!」
声援は止まらない。

これは強豪アフリカ会場やスペイン会場を凌駕するパッションだったのではないか。
いや無いけど。そんなん無いけど。

名台詞をみんなで一斉に合わせて叫ぶのはすごく気持ちよかった。

あと1回だけ、私1人が言った言葉で、会場から笑い声が溢れた。
これさ!あと10年くらい早かったら私お笑い芸人目指してたよ!??

後日元気の無い私に母が「また映画行ってくれば?」と言ったが、
私は
「叫んじゃいけない映画なんて耐えられない!!」
と言っていた。
自分で自分が怖い。めっちゃ怖いわ。
叫ぶ映画なんて滅多にないだろ。
応援上映、そのくらい沼です。1度体験したら忘れられない。シャブだよシャブ。

シン・ゴジラの応援上映とか絶対楽しかったよなぁ~ いいなぁ~ またやんないかなぁ~
あ、また風見だ。「ゆーやーーーー!!!!」

あとこのタイミングでの応援上映だったからネタバレすると、例の朝日のシーン、
どこからともなく「景光~~~!!!😭😭😭」
GOSHO先生のどう森スコッチ本名バレすぐだったので朝日と零くんとともにスコッチ阿鼻叫喚でした。
多分あの日の映画の1番の泣き所はそこです。

福山雅治さんのエンディング曲は当たり前の様に大合唱でした。
ここ本当にどこの国だ。
そして今までどこになりを潜めていたのか突如様々な所に現れたタンバリンを基本とする鳴り物部隊がエンディング曲に合わせて大活躍。
もちろん最後にはまた「タンバリンありがと~う!!!」の感謝の叫びもあちらこちら。

そして最後に残った僅かな体力全て使い果たすように来年の予告に叫び、

明るくなった劇場で、みんなで
「ありがとうございました!!!」
拍手!!!

そしてその後塊になって居座るわけでもなく語り合うでもなく、皆一瞬で赤の他人の様に次々と劇場をあとにする。

なんか夢から覚めた感じ。
とりあえず私は眼球と右手に大ダメージ、さらに軽く運動した様な興奮状態だったので軽く酸欠。

家に帰ってからは全然伝わってないし全然聞いてくれないけど家族に応援上映の凄さを熱弁出来るほど元気になりました。

次の日また交感神経うんぬんかんぬんで常時瞳孔拡散、なにもかも眩しくて地底人の様な生活を送ったりその後放置していた首痛が背骨を伝って腰痛に発展したり、
相変わらず精神的にも身体的にも四苦八苦してますが、あの夜は
救急車呼ぶか、もうこんだけ痛くて苦しいならいっそ死んでしまおうか、映画代もったいないしペンライト(¥710税込送料込)もったいないし…
の勿体無い精神で映画に行ったおかげで、家で死ぬこと考えながら布団で寝てるより、夢みたいに楽しい時間を過ごせました。

今もこれ打ってるけどドライアイと眼精疲労と謎の瞳孔かっ開きですが、また追加で決まった応援上映チケット取ろうかな、なんて考えてます。

以上!コナン映画ゼロの執行人応援上映がめっちゃ楽しかった話でした!
おひとりさまでド地元でも全力で楽しめるので迷ってる方いたら是非!!!

はい!
明日が低気圧じゃありませんよーに!
おやすみなさい!!!



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