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漬け込み期間【2477日】の自家製リモンチェッロ
僕がお店を営んでいた頃、
自家製のリモンチェッロでお客様を呼べた。
詳しくは下の記事にて。
リモンチェッロというリキュールは、
無農薬のレモンの皮だけを、スピリッツ
(だいたいスピリタスという96度もあるウオツカ)
に一週間ほど漬け込み、砂糖水で伸ばして仕上げる。
商品としても作られているが、
イタリア南部の一般家庭でも自家製レシピで作られる。
当然、数多のイタリア料理店でも、
自家製で作られている。
それは日本でも同じく。
僕が作るリモンチェッロは、
一味違う。
その一つめの理由に、
「長期漬け込み」を行う。
一番短くても6カ月は冷暗所で寝かせていた。
例えば、下の画像はWEBで見つけた、
だいたい一般的なリモンチェッロ原液の色。
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漬け込み期間が6カ月もあれば、
もっと濃くなる。
ここにお店独自の甘さの調節して仕上げる。
具体的には砂糖水を加えるだけなのだが、
僕のレシピでは、その甘さに秘密があるので、
他店と違う美味しさを提供できた。
それが二つ目の理由。
実は・・・お店をやめる前から、
レモンの皮を漬け込んだまま、
寝かせてあったリモンチェッロの原液を残していた。
ようやく今日、皮を取り除いた。
2018年1月14日に仕込んだものだ。
僕が店を閉めたのが2018年の9月だった。
かれこれ6年9カ月。図らずも2477日寝かせてあった。
その原液の色が以下。
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これに甘味を加えて伸ばした後、
冷凍庫でキンキンに冷やしておく。
飲み方は、
ストレート(イチオシ)
ロック
トニック割
ソーダ割
ホッピー(白)にも抜群にあう
などがある。
でも、この日数を寝かせたことは無いので、
どんな味になっているのか・・・
今から楽しみだ。
これを、卒業式の後の懇親会で、
リモンチェッロで乾杯も良いなと思って、
クラスメートにふるまおうと考えている。
授業も残すところあと11日になった。
ここからラストの課題、WEBサイト製作が待っている。
卒業までに完成させられた人は、
今まで4人しかいないらしい。
どんなWEBサイトにするかにもよるが、
しっかり仕上げられるように頑張りたい。
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